4月9日が大仏の日ということをご存知でしょうか?大仏と言ったら色んなところにあります。有名な大仏といえば奈良の大仏と鎌倉大仏と京の大仏だと思います。この3つを日本三大大仏と言われています。さて、4月9日が大仏の日の話しに戻りますが、語呂では大仏の日にはなりそうもないことはわかると思います。ではどうしてこの日が大仏の日になったのでしょうか?
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大仏の日に関係する大仏は奈良の大仏だった!
奈良の大仏はどこにあるかご存じですか?「奈良県にある?」と言われたらそうなんですが、何寺にあるか歴史の勉強で習いましたよね?そうです東大寺にありますね。その奈良の大仏が作られた歴史というのが今回の大仏の日と関わってくるようです。
奈良の大仏は743年に作ることが決められた
743年に聖武天皇が大仏造立の詔を発する。ここで「大仏を作ろう!」と決まりました。でも大仏って大きいですよね?家を建てるような簡単なことではありませんし、ましてや奈良時代に簡単に作れる技術なんてあるはずありません。実際にある程度完成したのは9年も先のことでした。
752年4月9日に大仏開眼供養会が行われた
開眼供養会と言ってもなんのことだかよくわかりません。大仏の完成を記念した法要といえばわかりやすいかもしれません。この日が4月9日だったことから今回取り上げた大仏の日の由来になるわけです。
ちなみに752年4月9日は旧暦としてです。今の新暦に置き換えると5月26日になるようですが、こういう古めの記念日は大抵旧暦で扱うことが多いですね。
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しかし・・・大仏開眼供養会で大仏が完成した・・・わけではなかった
この辺が面白いところで、大仏ができました!法要をしましょうとした時にはまだ大仏って完成していなかったんです。大体できていて細部まできちんと作られたのは755年までかかったそうです。何でそれまで待てなかったのかは謎ですね。もしかしたら聖武天皇が生存している間に作ろうとした発起人だから完成させたかったのかもしれません。聖武天皇自体は756年にお亡くなりになっています。
大仏の日のまとめ
・大仏開眼供養会(完成記念の法要)の日が752年4月9日だから大仏の日に認定
・細部までしっかり完成したのは755年だったりする
・奈良の大仏は聖武天皇の時代に作られた建物で東大寺にある
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