アマドコロという植物を調べてくると必ず出てくる植物、それがナルコユリです。反対に、ナルコユリを調べると、アマドコロが出てきたりします。
この2つはとにかく似た植物として有名ですね。別に食すわけではないので見分けがつかなくても日常生活には支障はないのですが、散策に出かけた時に花や植物がわかると楽しいですよね。
今回はこの2つの植物ってどうやって見分ければいいの?という記事をまとめてみました。
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アマドコロとナルコユリ
【アマドコロ】
アマドコロはキジカクシ科アマドコロ属の多年草です。北海道から九州の草原に生えている草で茎には6本の稜があり、触ると少し角ばっているのが特徴です。
【ナルコユリ】
ナルコユリもキジカクシ科アマドコロ属の多年草です。本州から九州に生えている草です。茎は触ると丸くてツルツルしているのが特徴です。
どちらもキジカクシ科アマドコロ属ということで似ていても仕方がないですね。花屋さんなどでもアマドコロをナルコユリとして売っていたり曖昧な所も多かったりします。
アマドコロとナルコユリの見分け方は?
花と茎の境目に注目するとわかると思います。左がアマドコロで右がナルコユリです。色は確かに違いますが、その判断だと間違えてしまうので気をつけましょう。
ポイントは花のつき方が少し違います、ナルコユリの花は花柄につく部分が少し細くなってます。この違いが一番はっきりしているそうです。
他にも違いがあるとしたらアマドコロの花の方が大きいですね。アマドコロもナルコユリも花茎から分枝して花が複数咲いているのが特徴ですが、アマドコロは大体分枝先の花は2つ程度、ナルコユリはもっと多く咲いているのが特徴です。
次に茎に注目しましょう。茎が角ばっているのがアマドコロで、丸くてツルツルしているのがナルコユリです。触ってみてもちょっと引っかかる感じがあるのがアマドコロで全然引っかからないのがナルコユリとなります。
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ホウチャクソウも似ている植物
ホウチャクソウも似ている植物ですね。画像を見ると一見どちらかわからないです。
ホウチャクソウはただアマドコロやナルコユリ花のつき方がちょっと違っていて茎が枝分かれし枝先に花を1-2個付ける特徴があります。
アマドコロやナルコユリは1本の茎に多くの花を並べて下垂させて咲きます。
まとめ
アマドコロ、ナルコユリの見分け方は以上になります。
見分けやすいのは茎を触るのが一番わかりやすいです。茎が角ばっていると感じたらアマドコロでツルツルしているのがナルコユリと見分けるのが素人にとって判断しやすいようです。
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