温かな春は行楽やドライブにピッタリな季節ですね。いつもとは違う所にお出かけされる方も多いと思われます。
そんな時春を代表する食材「菜の花」の美しさに目を奪われた方は多いと思われます。畑一面に黄色い花を咲かせる菜の花はその色合いの美しさに見入ってしまいますよね。
でも中には白い花も時折混じっている事もあり「これも菜の花?」なんて感じてしまう方もいらっしゃいます。
そんな春に欠かせない菜の花についてご紹介しちゃいます。
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菜の花畑といえば黄色い!
「春に咲く菜の花ってどんなイメージ?」の問いに誰しもが「黄色い花」と答えるかと思われます。
やっぱり菜の花と言えば色鮮やかな黄色の花びらと緑色の茎や葉っぱのコントラストが美しい花となっています。
そんな菜の花は見るだけでなく食べる事だって出来ちゃうのです。
一般的スーパー等で見かける菜の花は緑の茎や葉っぱの部分かと思われますが、レストラン等においては色の美しさから花びら付きの菜の花やまだ開花前の果房の中に詰め物をしたりと花びら付きの菜の花が重宝されているのです。
そんな菜の花と言えば黄色が定着しているのですが、稀に「白い花」の菜の花を観かける事もあります。
この白い花を見かけると「これも菜の花の仲間なのかな?」て感じてしまいますよね。
でもこの白い花は実はある食材の花となっている事が多いのです。
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白い菜の花ってあるの?正体はなに?
葉っぱの形や花びらの形が似ている事で「白い花も菜の花の仲間なんだろう」と思っちゃいますよね。
実はこの白い花の正体の多くは大根やカブの花となっている事が多いのです。
畑で栽培されている大根やカブの種子や胞子が風や虫によって運ばれる事で、黄色い菜の花に交じって白い花が咲く事もあるのです。
でも「葉っぱや花びらの形が似ているんだろう?」って疑問を抱いちゃいますよね。
それは大根やカブは黄色い菜の花と呼ばれるアブラ菜やナタネ等と同じ「アブラナ科」の植物となっているからです。
その為、花の色は違えど葉っぱや花びらが似ているのです。
他にもいろんな色の菜の花がある!
白い花びらの正体が大根やカブとなっていますが、この他にもブロッコリーやカリフラワー、チンゲンサイなどがあります。
また大根の種類によっては紫色の菜の花となる事もあります。
さらに中国野菜の一つでアブラナ科の食材でもある紅菜苔(コウサイタイ)は茎の部分が赤紫いろとなっており、花びらもほんのりと赤紫色の菜の花となっています。
あとがき
春の時期にしか見る事が出来ない菜の花。その黄色の美しさに誰しもが立ち止まり見入ってしまいます。
そんな時、白い菜の花を見つけたら「あれは大根かな?カブかな?」なんて事を考えるのも、また春を楽しむ一つかも知れませんね。
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