日本人に馴染み深いフルーツともなっている柑橘類。
そんな柑橘類の中でも甘酸っぱさと苦みが特徴的なはっさくは1月~2月頃にスーパーで見かける機会が多くなるフルーツです。
柑橘類の中でも特に「酸っぱい」と感じてしまう事も多く、はっさくを苦手とされてしまう方も多いのではと感じてしまいます。
でもその酸っぱさが魅力敵とされる方もいらっしゃいます。
そんなはっさくの酸っぱさの原因と誰でも美味しく食べられるように酸味を取り除く方法をご紹介しちゃいます。
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はっさくの酸味の原因はクエン酸
「はっさくは酸っぱ過ぎて食べられない」という方も多くいらっしゃいます。そんなはっさくの酸っぱさの原因は「クエン酸」となっています。
クエン酸ははっさくやレモン、グレープフルーツといった柑橘類に多く含まれている成分となっています。
そんなクエン酸は多くの方に馴染み深い成分とも言えます。
クエン酸は疲労回復効果に優れた成分となっています。人は疲れやストレスを感じてしまうと、体内で乳酸という成分を分泌してしまいます。
疲れやストレスを感じていない体内はアルカリ性となっていますが、乳酸が分泌されてしまうと体内は酸化してしまい酸性となってしまいます。
この酸性状態が続くと疲れやすい体質や太り易い体質となってしまいます。
さらに酸性は体内細胞の働きを低下させてしまう為、肌がカサカサになったりシミやシワが発生し易くなってしまいます。
しかしはっさくにたっぷりと含まれているクエン酸によって大っきな疲労回復効果や美肌効果を期待する事が出来るのです。
はっさくの酸味を簡単に緩和させるコツとは?
はっさくの酸味がクエン酸と言う事で体に良い成分とはなっていますが、「酸っぱくて食べられない」という方が多くいらっしゃいます。
でもそんな酸っぱさを緩和させる方法があるのです。それは「天日に2日~3日晒す事」です。
天日に晒す事ではっさくの熟成が進み、クエン酸が分解され易くなっていきます。
その為、酸味が程よくなりこれまで「酸っぱくて食べられない」という方でも「これならいけるかも」と美味しく味わう事が出来ます。
ただ「もっと晒しておけば甘くなるかも」と晒し過ぎて、カビが生えてしまう事もあり、様子を伺いながら晒す事が重要ですね。
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はっさくの酸味をごまかす調理法とは?
天日に晒してもやっぱり酸っぱいと感じる方もいらっしゃいます。そんな時ははっさくを美味しく調理しちゃえば良いのです。
まずはゼリーですよね。はっさくを砂糖で煮込み、ゼラチンを混ぜて冷やすだけ。酸味が砂糖の甘さでマイルドになり、爽やかさが堪らないスイーツへと変身。
またはちみつ漬けもお勧めですよね。はちみつの甘さとはっさくの酸味のバランスは相性バッチリ。
はちみつに漬け込まれた果実も美味しいですが、底に出来たはっさくジュースは夏に飲みたくなるサッパリさ。
あとがき
「はっさくは酸っぱ過ぎる」と感じる方も多くいらっしゃいます。
でもはっさくは疲労回復や美容効果に抜群なクエン酸を豊富に含んだフルーツともなっています。
生食では苦手と言う方には食べやすいゼリーやはちみつ漬けがお勧めとなっています。これで「酸っぱ過ぎる」も「程良い酸味」として美味しく食べる事が出来ちゃいます。
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