つくしって山菜なの?それとも雑草?農家は駆除するのに四苦八苦

つくしの画像

雪解けが始まると春の訪れを感じ多くの植物が生えてきますよね。

その中の一つ「つくし」。

子供の頃に畦道や河川敷で摘み取った記憶がありますよね。そんなつくしは春の味覚ともなっている事で山菜の一つとして多くの方を魅了しています。

しかし多くの方にとっては春の味覚とも言えるつくしは農家さんにとっては駆除に一苦労する植物だと言う事も多くの方はご存知無いかと思われます。

そんな春の味覚として親しまれていたり、雑草とも扱われてしまうつくしについてご紹介しちゃいます。

▶ つくしが成長するとスギナになるって嘘?本当?

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つくしは春に山菜として食べることがある

ポイント男性

春先になるとふきのとうが旬の味覚として知られていますが、つくしも旬を迎えた味覚という事はご存知でしょうか?

実はつくし天ぷらや和え物として多くの方から食されているのです。ほろ苦さを感じる事が出来、春の味覚に相応しい食材ともなっています。

しかもつくしは春の味覚という面だけが魅力ではないのです。つくしにはビタミンEやミネラル、さらには葉酸といった栄養成分が豊富に含まていているのです。

特にビタミンEは肌細胞の維持や生活習慣病の予防に優れた成分となっています。

これまでつくしの栄養成分なんか知らずに自然と口にされていた多くの女性はきっと健康で美貌を保たれていらっしゃると思われます。

農家はツクシやスギナは雑草として苦労している

つくし

春の味覚、そして栄養成分が豊富なつくしですが、農家の方にとっては大きな悩みともなってしまう存在なのです。

つくしの胞子によって誕生するシダ科の植物。

この植物が土壌に張り巡らす地下茎からつくしやスギナは誕生するのですが、この地下茎が農家さんにとって大きな悩みなのです。

そんなに浅い土壌であっても広範囲に地下茎を張る為、駆除が困難となるのです。

地下茎まで行うのは大変だからと、見える部分だけを駆除しても地下茎がすぐに成長を行ってしまい、再びスギナが畑一面を覆い尽くしてしまうのです。

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つくしやスギナを簡単に駆除する方法はあるの?

デメリット

つくしが生えている限りスギナの発生ともなってしまいスギナが生えると上っ面だけ駆除してもすぐ伸びてしまいますし、地下茎を駆除するのも一苦労。

そんなつくしやスギナを簡単に駆除するにはやはり除草剤が効果的と言えます。

完全に地下茎を絶やさない限り、再び生えてきてしまいますので、手業ではほぼ不可能にも近い作業となってしまいます。

近年は土壌や近くの外壁、建物に影響を与えない除草剤も多く流通しており、作物を植える土壌にも適した物が多くあります。

また一般家庭においては除草剤使用後に草木が生えない様に防草シートを敷く事で駆除する事に繋がります。

まとめ

野原や山間部、どこにでも自生するつくしは春の訪れを感じさせてくれる味覚となっています。

でも強い生命力で成長を続けるつくしの胞子から誕生したスギナは農家の方にとっては雑草として扱われています。

同じ地下茎から誕生した植物でも、成長する植物によって全く異なる扱われ方があるなんてとても不思議ですね。

つくしを味わいそしてスギナの駆除を行う、この共存は途切れる事は無いと思われます。

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