「アイベリーという種類のいちごを知っていますか?」
イチゴってスーパーなどで買うと思うのですが、よーく見ると品種が書いてある所も多いと思います。その時にどんな特徴があるのか知っていると美味しいいちごが選べると思います。
私は果物が結構好きで、このサイトでも梨やりんごなどの記事を書きました。そのおかげでスーパーでりんごなどを見かけると知識からか、自分の好みの味のりんごかすぐにわかるようになりました。
冬に旬の果物と言えば、いちごですよね?今回はその中でもアイベリーという種類のいちごについて調べてみました。
ユミ
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アイベリーとは?
アイベリーとは愛知県の愛三種苗という会社が開発したいちごで、1983年にデビューした品種です。
交配種は企業秘密とされていますが、アメリカのいちごと交配させたのではないかと言われているいちごです。
名前の由来は愛知の『愛』とストロベリーの『ベリー』をからつけられたそうです。
出荷時期は12月から3月にかけてと普通のいちごと同じ旬の時期に市場に出回ります。
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アイベリーの特徴はとにかく大きさにあり!
アイベリーの特徴は何と言っても粒が大きいことです。
いちごの大きさってMサイズで大体10-15g程度なのですが、アイベリーはなんと20-50gぐらいの大きさがあったりします。
大きいもので80gにもなるアイベリーもあるみたいで、見た人は「お化けいちご」と思ってしまう大きさです。
この大きさこそアイベリーの特徴で大きくて形の良いアイベリーは贈答用として今でもデパートなどで売られている事もあります。
ただ大きい品種のいちごというのはなかなかきれいな形で育ってくれることが少ないため、イチゴ農家泣かせの品種とも言えます。
大きいがゆえ、色づきが悪く甘味もばらつきがある
ガクの周囲が色づきにくい傾向があるために、「甘いいちご=赤い色をしているものを選ぶ」と消費者は思う為に見栄えがあまり良くありません。
統計的にはアイベリーは糖度が高く甘い種類と言われていますが、実際に食べた人の感想からするとハズレが多く、酸っぱくて練乳なしでは食べられない人も多いようです。
でも当たりを引くと大きくて甘くていちごの王様のような種類だと喜ぶ人もいて、これは運次第と言ったところでしょうか。
個体差が激しく大きいために栽培も難しい。イチゴ農家泣かせの為今では殆どの農家がアイベリーを栽培していません。
極稀にアイベリーにこだわりを感じている方が栽培している程度の流通なので見かけたら是非買ってみてください。
アイベリーの楽天ショップでの販売リンクを貼っておきますが、希少品な為売り切れている可能性も高いです。気になる方は是非確認してみてください。
アイベリーを親にもついちご
アイベリーを栽培する農家は減りましたが、アイベリーの子どもたちは今でも頑張っています。
さちのかやあかねっ娘(ももいちご)などの種は親がアイベリーだったりします。どちらもいちごでは有名な品種です。
まとめ
アイベリーの特徴は粒が大きくて当たりを引くと甘いいちごです。
しかし、糖度に非情にばらつきがあり、大きさも形の悪いものが多かったりとイチゴ農家泣かせの品種であるために、今ではほとんど栽培されていない種類のいちごとなっています。
そして希少性から意外と値段も張るのでなかなか食べる機会がなさそうな品種ですね。
ユミ
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