「ロイヤルクイーンという種類のいちごの品種をご存知ですか?」
いちごの品種はどれも漢字だったり日本名が多いので私はこの品種を知って、「海外の品種かな?」思ってしまいました。
しかしれっきとした日本の品種だったりします。
今回はこのロイヤルクイーンはどのような特徴を持っているのかまとめてみました。
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ロイヤルクイーンとは?
ロイヤルクイーンは女峰の開発者である赤木博さんが手掛けた栃木県が生んだいちごです。
詳しい交配はわかりませんが、アスカウェイブに炭そ病抵抗の系統を交配して作られた品種で2011年に品種登録された比較的新しい品種です。
病害に抵抗がある品種のよいところはその分農薬を減らせるということで健康の心配がない安全のいちごを作ることができるので重要なファクターだと思います。
ロイヤルクイーンの名前の由来は?
いちごの品種ってどれも漢字やひらがなが多いのですが、珍しいカタカナタイプの名前ですよね?
見た目が真っ赤でとても高貴で美しい見た目というのがどこか王室の女王を連想するということで付けられた名前だそうです。
創始者が女峰を作った人ということで「女」という意味合いの言葉を入れたかったのと、濃い赤のイメージが強いいちごということでどこか高貴さを感じてこの名前にしたのでしょう。
ロイヤルクイーンは誰が作ったかひと目で分かるコードが付与
ロイヤルクイーンには一つ一つ数字が付けられていて、その数字を「りれき見る.com」で検索すると誰が作ったかわかります。
これって重要なことでぞんざいなものを作ったらその農家は不評にさらされてしまいます。きちんとしたものを作らなければいけないという気持ちになります。
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ロイヤルクイーンの特徴は?
食べた時の感想は糖度は普通程度、酸味は少なめの甘めのいちごという印象でした。
最近はとにかく糖度が高く、酸度が低めの品種が流行していますがそれらに比べて特別甘く感じるということはありませんでした。
実は大きくなる傾向が強く、少し細長い円錐型の実がなります。しかしあまり形がよいものができずに不揃いになりがちという傾向があるようです。
私が去年食べたロイヤルクイーンもいびつな形をしたものが結構多かったのであまり贈答用には向いていないかもしれません。
しかし「形が悪い=値が下がる」という良い部分もあるので大衆向けのいちごなのかもしれません。実際私も500円程度で買うことができました。
果肉の色がとても綺麗で果汁がたっぷりの印象
去年私が食べた時に思ったのですが果肉の切り口がとても綺麗な紅色をしています。縦に切っても横に切っても何か切り口の模様が綺麗でした。
そして果汁は結構あります。私は果物は結構多汁タイプのものが好みですので口の中に入れた時に広がる果汁は結構病みつきになりました。
果肉は少し硬めとのことですが、私の食べた感想では硬いというよりもしっとりと柔らかい印象があります。熟れ方によって違うのかもしれませんがそういう感想をいだきました。
ロイヤルクイーンの旬の時期はいつぐらい?
普通のいちごの品種よりも気持ち遅めの傾向があります。
12月初旬から5月頃までロイヤルクイーンは出回っていますが、1月中旬-3月中旬当たりの時期を狙うと丁度いい旬のロイヤルクイーンを食べることが出来ると思います。
甘くて美味しいいちごを手に入れるのにはとにかく旬の時期を狙う!これが基本です。
まとめ
ロイヤルクイーンはたまたま去年食べた記憶があったので自分のそのときの感想を踏まえて記事にしました。
甘さなどの味の部分はさほど他のいちごに比べて差がつくほど美味しいとは感じませんでした。(最近のいちごはどれもレベルが高いものが多いので仕方がないのかもしれませんが)
しかし果汁の量というのが多めで梨とか多汁タイプの果物が好きな私にとっては「おっ」と思わせるのには十分でした。
これからロイヤルクイーンはどんどん生産量をふやしていくのか?それとも、「スカイベリー」「とちおとめ」「あまおう」の前に廃れていくのか見ものですね。
ユミ
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