「釣りに行って連れた魚がメバルかカサゴかよくわからない」
私は神奈川住みでしたので、江ノ島や葉山などでよく釣りをしました。釣りをしていていつも困ったことは釣れた魚がなんなのかわからないということです。
私は釣りは食べる目的で釣っていましたので毒があったりしたら大事になってしまいますので最新の注意が必要でした。
今回は根魚の代表であるメバルとカサゴの違いについてまとめてみたいと思います。
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メバル
メバルは日本の北海道から九州にかけての沿岸の岩礁域などに棲息している魚です。
2008年以前はメバルは一種類と思われていましたが、最近になり「アカメバル」「シロメバル」「クロメバル」と3種類が別々のDNAを持っている事がわかりました。
私がよく釣っていたメバルは黒メバルだと思います。クロメバルは防波堤や磯から釣ることが出来る魚で、アカメバルは船にのって沖合の底などに棲息していることが多いです。
主な特徴として目にあると思います。なぜメバルと呼ばれるようになったかというと「目が張っている」という事が由来なぐらい目が大きいのが特徴ですね。
ちなみに関東や東海では春告魚と言えばメバルのことを指し、春になったと実感できる魚だったりします。
▶ 春告魚(はるつげうお)はどの魚のことを言うのでしょうか?
カサゴ
カサゴは日本の近海の岩礁や海中林に棲息している魚です。
なぜカサゴと言うかというと説が2つあり、笠をかぶっているように見えるから「笠子」と呼ばれる説と、皮膚病にかかって瘡蓋(かさぶた)ができているように見える魚だから「瘡魚」と呼ばれる説があります。
「笠子」「瘡魚」どちらの漢字もカサゴと読めてでも間違えではないみたいですが、由来的に言えば笠子の方が綺麗でいいかなと思ってしまいますね。
カサゴの色は生息環境や個体によって違うようで、浅い所に棲むカサゴは海藻の色にあわせた褐色をしているのに対し、深いところに棲むカサゴは鮮やかな赤い色をしている特徴があります。保護色の効果があるみたいです。
「鮮やかな赤い色って保護色になっていないじゃん!」
と思ってしまうのですが、実は体は赤色で海の色は青色で、色が相殺されて遠くからみると地味な灰色に見えるそうです。その為鮮やかな赤色でも全然目立たない色に映り保護色の効果があるそうです。
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メバルとカサゴはどう見分けるのがいい?
「メバルとカサゴの一番簡単な見分け方は目の大きさ」
よく言われるのですが、カサゴはメバルに比べたら目が小さいからそういうこと言うんですよね。相対的に比較をすると差の違いがわかるのですが、どちらかしかない場合私はカサゴも目が大きいと思ってしまいます。
- メバル:目が大きい、頭は小さい、厚さがあまりない
- カサゴ:目は小さめ、頭は大きい、厚さがあり丸っこい
大体見分けるポイントはこんな感じですね。後はごてごてしいのがカサゴでスマートなのがメバルと思って判断しています。
でも、本当に難しいのはメバルとカサゴの見分け方ではないんです。カサゴとある2種類の魚が本当に似ていて困ってしまうんです。
カサゴとタケノコメバルの見分け方は本当に難しい
「どちらがカサゴでしょうか?」
正解は下の方なんです。上はタケノコメバルという魚になります。結構似ている魚ですよね?正直私は見分ける自身はあまりありません。
この差がわかるようになると釣りキチと呼ばれるようになると思います。
見分け方としては黒い斑点が体中全体にあるのがタケノコメバルの特徴ですね。メバルも斑点があるのですが、白い斑点もあったり体中というよりも背中やお腹あたりにある傾向があります。
ちなみにムラソイという魚も非情によく似ているので有名です。見分け方が画像付きで載っていてとても参考になったサイトを紹介しておきます。
▶ よく似た根魚の見分け方 – メバル、カサゴ、ムラソイ、タケノコメバル
まとめ
顔が似ている根魚は見分けるのが本当に難しいですね。メバルとカサゴ程度ならまだわかりますが、深く調べていくと似ている魚はたくさんいて、ベテラン釣り師でも間違えるようです。
まあこれらの魚は間違って食べてしまっても全く害がないので問題はないのですが。
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