豆には体が喜ぶ栄養がたっぷり含まれています。毎朝納豆を食べると体の調子が良いという方は多いでしょう。
しかし嬉しい効能がたくさんの納豆ですが、食べすぎてしまうと、逆に体に悪い影響を与えてしまうこともあります。詳しくご説明したいと思います。
ユミ
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納豆の栄養素と期待できる効能は?
納豆は体の良いとされていますが、具体的にどのような栄養素が含まれていて、どのような効能があるのかご存知ない方もいるでしょう。
納豆のメインの栄養素はタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、イソフラボンです。
タンパク質は筋肉などの体を作る成分です。「大豆は畑の肉」と言われるほどタンパク質が豊富なのですが、低カロリーというメリットがあります。
ダイエット中で高カロリーの動物性タンパク質を控えたいという方には嬉しい食品と言えます。
ビタミンは体の調子を整えたり、美容効果も期待できます。
ミネラルは健康のために必要な成分ですが、体で合成されにくいので食品で積極的に摂る必要があります。
納豆を食べるとお腹の調子が良くなることが多いですよね。豊富な食物繊維が含まれているため、便秘解消、さらにダイエットサポート効果も期待できるのです。
女性ホルモンに似た構造をしているイソフラボンが含まれているところも納豆の特徴です。不足しがちなホルモンをサポートしたり、エイジングケア効果もあります。
ユミ
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納豆を食べ過ぎたら体に悪いって本当?
納豆は健康効果がたっぷり詰まっているので、食べれば食べるほど良いと思ってしまいますよね。
1日3食納豆を食べている方もいるかもしれませんね。しかし食べ過ぎは禁物であることを覚えておいてください。
その理由は、納豆に含まれている大豆イソフラボンにあります。女性ホルモンの1つであるエストロゲンと同じ構造をしているのが特徴です。
ホルモンの乱れをサポートしてくれて、健康効果や美肌効果のある成分なのですが、摂りすぎると乳がんや子宮内膜症のリスクを高めてしまうと言われているのです。
また、ヘルシー食品のイメージが強い納豆ですが、1パックのカロリーは100kcalとなります。食べ過ぎるともちろんカロリーオーバーになってしまいますね。
ユミ
1日どれぐらい納豆を食べるのが適量?
食品安全委員会が2016年に発表した内容によると、大豆イソフラボンの1日の摂取量として、70mg~75mgが適量となっています。
納豆の場合には2パック分の量になります。ちなみに、豆乳であれば約400ml、豆腐であれば約300gとなっています。
1日に納豆だけで大豆を摂取する場合には、2パックまでの量が適量ということですね。それ以外に豆乳や豆腐などの大豆製品を食べる時には、納豆の量を減らすようにしましょう。
納豆は夜食べるのが良い?
皆さんは納豆をいつ食べていますか?朝食に食べている方が多いのではないでしょうか。朝に納豆を食べると、1日元気に活動できるような気分になります。
しかし、実は納豆は夜に食べた方が効果的であると言われています。
その理由は納豆に入っている、ナットウキナーゼという成分にあります。
ナットウキナーゼの効能は、血のめぐりにアプローチできるところです。血液をサラサラにしてくれる効果が期待できるのです。
そしてこのナットウキナーゼの効果が発揮されるのは8時間程度とされています。血のかたまりである血栓ができやすいのは就寝中です。
このような理由から、夜ご飯に納豆を食べることで、ナットウキナーゼの効果をしっかり得ることができるのです。
あとがき
どんな食品も食べすぎると、体に悪影響を与えてしまいます。体に良い納豆ですが、食べ過ぎは良くありませんね。
1日1~2パックを守って食べるようにしましょう。納豆だけに偏ることなくバランスの良い食事を心掛けることが大切ですね。
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