健康にも美容にも良い納豆は、日本人の大好きな食品です。真っ白なご飯に乗せた納豆は本当に美味しいですね。
しかし、独特な臭いとネバネバ感が苦手な方も多い食品です。
「体に良いとわかっていても食べられない」「子供に食べさせたいけれど食べてくれない」という方は多いでしょう。
ここでは、納豆が嫌われてしまう理由や克服する方法について考えてみたいと思います。
ユミ
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納豆が嫌いな人は何が原因?
臭い
納豆には独特の臭いがあります。食べている時だけでなく、食べた後も臭いが口の中に残ってしまうという難点もあります。
納豆菌が発酵する課程で60種類以上もの臭い成分を作り出すとされています。その中でも主な臭い成分は大豆のタンパク質が分解されて発生するアンモニア臭です。
この臭いが納豆嫌いの方には敬遠されているのですね。
納豆ってどうして臭いの?匂い成分の原因は?口がネバネバする
口がネバネバするのが嫌で食べない方も多いでしょう。このネバネバも臭いと同じように、納豆菌が大豆のタンパク質を分解することで発生します。
グルタミン酸とフルクランという成分です。グルタミン酸はうま味成分として有名です。納豆のネバネバには健康効果が含まれているのですが、食べにくさはありますね。
食感
味も臭いも大丈夫だけれど、あの柔らかい、にゅるっとした食感が苦手という方もいるでしょう。食感はとても重要ですよね。
煮物に入っている大豆などは食べることができるけれど、納豆の食感だけは我慢できないという方は多いです。
食感は他の料理にアレンジしてもあまり変えることができません。納豆の食感が嫌いという方は、なかなか克服するのが難しいかもしれませんね。
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実は地域によって好き嫌いに格差があるって本当?
納豆好きな地域、納豆嫌いな地域があるという興味深いデータがあります。
関西人は納豆が嫌いということはよく言われますよね。しかしこの1532人を対象に行ったアンケート結果によると、必ずしも関西人が納豆嫌いであるということは言えません。
大嫌いという関西人も多いですが、大好きという関西人も多いです。
東日本の人々は比較的納豆好きが多いですね。福井県、岐阜県、三重県、九州地方の方達は納豆嫌いの方が多いことがわかります。
東日本では昔から納豆を食べる習慣があったのに対して、西日本ではあまり納豆を食べる習慣がなかったとされています。
この習慣の問題が納豆好き、嫌いに反映されているのかもしれませんね。
納豆が嫌いな人はどうすれば克服できる?
トッピングをする
納豆の臭みを取るために、薬味をトッピングすると良いでしょう。ネギ、みょうが、シソなどを入れると臭いが気にならなくなります。スライス玉ねぎなども良いでしょう。
また納豆の味をガラリと変えるために、チーズやキムチをトッピングしてみるのもおすすめです。
さらに好きなふりかけや、佃煮、漬物などをトッピングすると納豆の味が目立たなくなって良いでしょう。
何かに入れてみる
白いご飯に納豆をかけてダイレクトに食べるのと抵抗がある方でも、他のものに入れてみると食べやすくなりますよ。
カレー、チャーハン、ドリア、お好み焼きや卵焼きに入れるのもおすすめです。
納豆はそのままよりも加熱することで味がまろやかになります。ネバネバも弱くなるので、納豆嫌いな方にはぴったりです。
納豆お菓子で納豆嫌いを克服する!
納豆を見るのも嫌という方もいるかもしれませんね。全く納豆を食べてくれないお子さんも多いでしょう。
そんな時には、納豆のお菓子を試してみるのはいかがでしょうか。
納豆のおせんべいやチップス、納豆を乾燥させたお菓子なども販売されています。クセになる美味しさがありますよ。
納豆のネバネバや食感が嫌いな方でも食べることができると思います。納豆への悪いイメージを払拭することができると思います。納豆お菓子で納豆に慣れてみるのも良いと思います。
あとがき
ここまで、納豆嫌いな方の原因や克服方法などについてご紹介してきました。納豆好きな方にとってはあの臭みやネバネバがたまりませんよね。
しかし、苦手な方にとってはそれが我慢できないのです。納豆が嫌いな方は、調理方法などを工夫しながら納豆嫌いを克服してくださいね。
ユミ
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