ねばねばとプチプチっとした食感がおいしいオクラ。
納豆をまぜたり、冷奴に乗せたり、色々な料理に合う夏野菜ですよね。オクラのねばねばには体が喜ぶ栄養と効能があることをご存知でしょうか。
でも食べすぎると体に悪影響もあるんです。詳しくご説明していきましょう。
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オクラに含まれている栄養と効能について
オクラの栄養は?
- 炭水化物6.6 g
- デンプン1.9 g
- 食物繊維5.0 g
- 脂肪0.2 g
- タンパク質2.1 g
- ビタミンA相当量56 μg
- β-カロテン670 μg
- チアミン (B1)0.09 mg
- リボフラビン (B2)0.09 mg
- ナイアシン (B3)0.8 mg
- パントテン酸 (B5)0.42 mg
- ビタミンB 60.10 mg
- 葉酸 (B9)110 μg
- ビタミンC 11 mg
- ビタミンE 1.2 mg
- ビタミンK 71 μg
- ナトリウム4 mg
- カリウム260 mg
- カルシウム92 mg
- マグネシウム51 mg
- リン58 mg
- 鉄分0.5 mg
- 亜鉛0.6 mg
- 銅0.13 mg
- マンガン0.48 mg
- 水分90.2 g
- 水溶性食物繊維1.4 g
- 不溶性食物繊維3.6 g
- ビオチン(B7)6.0 µg
- 有機酸0.1 g
オクラを食べると期待できる効能は?
便秘解消
オクラの主成分でありねばねば成分である「ペクチン」は食物繊維です。
食物繊維には便の排出をスムーズにしてくれる不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があります。
ペクチンはこの2種類の食物繊維がバランス良く含んでいるため、腸内環境を整えてくれる効果が非常に高いのです。
腸内環境を整えることで、便秘解消効果が期待できます。便秘でお悩みに方に嬉しい野菜なのです。
高血圧予防
オクラのねばねば成分「ぺクチン」は血圧を下げる効果もあります。高血圧予防が期待できる野菜です。
さらにペクチンにはコレステロールを下げる効果も期待できます。動脈硬化や糖尿病を予防する効果もあるのです。
健康効果抜群の野菜ですね。
美容効果
オクラは美肌効果のある野菜です。
肌の老化を防いでくれるビタミンC、ビタミンE、βカロテンが含まれていることから、肌のアンチエイジングケアが期待できます。
また、美肌効果のあるビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6も含まれています。さらにペクチンによる便秘解消効果も美肌作りに効果的です。
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オクラは食べ過ぎると体に悪いって本当?
太るの?
健康効果、美肌効果のあるオクラですが、食べすぎると体に良くありません。
おくら100gあたりのカロリーは30kcalです。スーパーで売られている8~9本入った1パック分の量です。比較的低カロリーな野菜ですね。
でも、オクラはねばねばがあるせいで、あまり噛まずに飲み込んでしまう傾向があります。そのため満腹感を得られずに食べすぎてしまうのです。
ご飯にかけるとさらに食べやすくなるので、ご飯も食べすぎてしまうかもしれませんね。適量食べていれば問題ありませんが、食べ過ぎると太る原因になってしまいますね。
下痢になる?逆に便秘になることも?
オクラは食物繊維が豊富に含まれています。これが便秘解消に効果的なのですが、食べすぎると消化されずに逆に便秘になってしまうこともあります。
アレルギーを引き起こすことも?
オクラを食べた口が痒くなったことはありませんか?オクラにはそれほど強くはありませんがアレルギー物質が含まれています。
オクラの産毛やネバネバ成分が口腔アレルギーを引き起こしてしまうことがあるのです。
口の中や口の周りが痒くなったり、喉が痒くなることもあります。ひどい場合にはじんましんや腹痛が起きることもあります。
一日どれぐらい食べるのがいいの?
栄養たっぷりのオクラですが、食べすぎると逆に体に悪い場合もあります。
オクラはねばねばしていること、くせのない味であることもあり、ついつい食べすぎてしまいますが、適量を食べるようにしたいですね。
オクラの1日の摂取量は3本くらいとされています。1日に3本以上を毎日のように食べるのは食べすぎと言えますね。
まとめ
納豆に刻んだオクラを合わせた朝食は最強レシピです。オクラには腸内環境を整えて便秘を解消する効果があります。
高血圧、動脈硬化、糖尿病を予防する健康効果も期待できるんです。さらに、アンチエイジング効果など、美肌効果まであります。
でもスーパーフードのオクラですが、食べすぎると逆効果になることもあるので注意してくださいね。
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