数多くある野菜の中でもカラフルな色合いが魅力的なパプリカ。見た目の美しさだけでなく甘味も十分に楽しめるとしてサラダや炒め物等あらゆる料理にピッタリな野菜とも言えます。
そんなパプリカは美容に効果的という事で近年、多くの女性から人気が高まっています。今回はパプリカの栄養成分や食べ過ぎる事で体に与える影響をご紹介します。
Sponsored Link
パプリカを食べることで期待できる栄養と効能は?
パプリカはビタミンCがとても豊富な野菜です。ビタミンCは肌細胞の活性化に欠かす事が出来ない成分となっています。
ビタミンCを摂取する事で免疫力や抵抗力のアップに繋がり、シミやそばかすといった肌トラブルに高いアンチエイジング効果を得る事が出来ます。そのビタミンCの量はなんとピーマンの2倍ともいわれており、野菜の中でもトップクラスの含有量となっています。
さらにパプリカにはビタミンPという成分が含まれています。なかなか聞き慣れないビタミンPですが、ポリフェノールの一種となっています。
このビタミンPは血流の働きを改善したり、毛細血管を丈夫にする効果があり、高血圧や脳出血となっています。血流が改善される事で消化器官や肌細胞の代謝がアップし、ダイエット効果だけで無く老廃物や毒素の排出に繋がってきます。
またパプリカで注目するべき成分はβカロテンです。βカロテンは人参にも多く含まれている成分となっています。βカロテンは体内に摂取されるとビタミンAに変化されるのです。
ビタミンAは細胞の再生や修復に欠かせない成分となっています。シミやニキビ、肌荒れといった症状は皮膚細胞の汚れや老化により起こってしまいます。
しかしビタミンAの効力によって常に新しい細胞に入れ替えたり、修復出来る事でシミやニキビだけでなく多くの肌トラブルの予防や改善に繋がるのです。
Sponsored Link
パプリカは食べると太りやすい?それともダイエットに向いている?
とても栄養豊富なパプリカですが「太ってしまうのか?ダイエット向きなのか?」という疑問を感じる方もいらっしゃいます。
まずパプリカ1個のカロリーは約38calとなっています。
野菜の中でもカロリーは意外と高く、糖質も高めとなっている事で、パプリカばかり食べているとさすがに太る原因ともなってしまいます。
しかし適量であればダイエットにも向いている野菜とも捉える事が出来ます。パプリカの中でも赤パプリカはカプサイシンが含まれています。
カプサイシンはトウガラシに多く含まれている辛味成分で脂肪燃焼効果に優れています。赤パプリカの真っ赤な外観はこのカプサイシンによるものです。
しかしカプサイシンが含まれていて辛味を感じる事が無いので、非常に食べやすいですよね。
パプリカを食べ過ぎると体に悪影響がある?
パプリカを食べ過ぎると太る可能性もありますが、他にも体に悪影響を及ぼす面があります。
まずは食物繊維の過剰摂取です。パプリカは食物繊維がとても豊富となっています。食物繊維には消化器官を良好な働きにする役割がありますが、過剰摂取は腹痛や便秘の原因となってしまいます。
さらに赤パプリカにはカプサイシンが含まれており、過剰摂取は刺激物の摂取に繋がり、胃腸を刺激してしまいます。胃腸が弱い方はこの刺激により痛み等を及ぼす可能性があり、適量を摂取する事が望ましいですね。
あとがき
栄養豊富で美容面にも優れた効果を発揮するパプリカですが、食べ過ぎは多くの健康被害に繋がる原因ともなってしまいます。
健康や美容面を維持しながら美味しく食べる為にも適量を守る事がとても大切ですね。
▶ パプリカの保存方法は冷凍させてもいい?日持ちさせるコツは?
▶ 色の違いによってパプリカって味や栄養価が変わるのか調べてみた!
▶ パプリカとピーマンって同じ野菜?違いはあるの?
Sponsored Link
コメントを残す