赤や黄色、オレンジといったカラフルな色合いが魅力的なパプリカ。サラダでも美味しく味わえますが、加熱するとより甘味が増す事でピーマンがキランな子供からも人気の野菜となっています。
そんなパウリカとピーマンって同じ野菜なの?と疑問を持たれている方は多くいらっしゃいます。
ピーマンが色付くとパプリカになるなって意見もありますよね。そんなパプリカとピーマンが同じ野菜なのかについてご紹介致します。
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ピーマンとは
ピーマンはナス科の一年草で、トウガラシの栽培品種に分類される野菜です。明治初頭にアメリカから導入されたイスパニア種を品種されたものが一般的に観かける事が出来る緑色のピーマンです。
ピーマンというと緑色がスタンダートな色合いとなっていますが、これは未熟な状態となっている事で緑色なのです。
その為成熟していくと、黄色や赤色となりこれらはカラーピーマンとしても販売されています。
成熟したピーマンは非常に甘味を感じる事が出来ますが、一般的な未熟な緑色のピーマンは苦味と独特な香りがある事で、子供の多くが苦手とする野菜ともなっています。
1990年代には子供でも食べやすいようにと品種改良された「こどもピーマン」も開発されています。
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パプリカとは?
パプリカはナス科の多年草であるトウガラシ属トウガラシの栽培品種となっています。パプリカはシシトウやピーマンと同じくトウガラシの一種となっており、辛み成分を改良した野菜となっています。
パプリカの他にシシトウやピーマンもこの改良によって出来上がった野菜となっています。パプリカはカラーピーマンの一種で辛味が無く肉厚で甘味を感じる事が出来ます。
日本で流通されているパプリカは赤色や黄色の物が多く流通しておりますが、茶色や紫色といった物もあります。
またパプリカは着色料としても重宝されています。ビタミンCがとても豊富で抗酸化作用が強く、野菜の中でもビタミンCを多く含む事で美容面に大きな効果が期待出来るとして注目されている野菜ともなっています。
パプリカとピーマンは意外と違いはある野菜!
パプリカとピーマンは色の違い!と思う方が多いと思われます。
未熟な状態が「ピーマン」、完熟状態が「パプリカ」だけと多くの方が感じていらっしゃると思います。しかしパプリカとピーマンの違いは色合いだけではないのです。
収穫時期
ピーマンは植え付け時期が4月末~6月初めとなっており、収穫時期は6月~10月頃となっています。
パプリカは植え付け時期が5月~6月頃となっており、収穫時期は7月~10月頃となっています。
味
ピーマンは苦味が感じられ、独特の青臭さがあります。
パプリカは苦味がほとんど感じられず、甘味を感じる事が出来ます。
栄養価
ピーマンは100gあたりビタミンCが76mgβーカロテン当量が 400μgとなっています。
パプリカは100gあたりビタミンCが170mg、βーカロテン当量が1100μgとなっています。パプリカの方がピーマンよりもビタミンCやβーカロテンが2倍以上含まれているのです。
あとがき
未熟状態の物がピーマンで完熟状態がパプリカとすると覚えやすいと言えます。
一般的にはピーマンの方が食べる機会が多いかと思われますが、栄養価で観るとパプリカの方が優れている面があります。特に美容や健康面に気を下っている方にはパプリカがおススメと言えますね。
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