色々な料理に使えて栄養もたっぷりのピーマンは、いつも常備しておきたい野菜です。スーパーで安く売っていることも多いので、まとめ買いすることも多いでしょう。
大量のピーマンを買ったけど、使いきれずに腐らせてしまった…なんてこともありますよね。
今回はピーマンの保存期間や日持ちするコツをご紹介したいと思います。
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ピーマンのそれぞれの保存期間と日持ちするコツは?
常温保存はどれぐらい保つ?長持ちさせるコツは?
ピーマンを保存するための適温は10℃前後です。冬の寒い時期であれば常温保存することが可能です。正しく保存すれば1週間は美味しく食べることができます。
ピーマンを保存する時に、より長く日持ちさせるコツは2つあります。
1つは、しっかり表面の水分を取ることです。ピーマンは水分に弱く、水分がついたままで保存していると痛みが早くなってしまいます。
水滴などがついている場合には丁寧にキッチンペーパーなどで拭き取ってから保存しましょう。
もう1つは、ピーマンから出るエチレンガスの影響を防ぐことです。
エチレンガスは野菜が成長する課程で出すホルモンの一種なのですが、これがピーマンを腐りやすくしてしまうのです。
スーパーなどでは、ピーマン数個が1袋になって売られています。でもこの状態だと、ピーマンがお互いのエチレンガスで腐りやすくなってしまうのです。
そのためピーマンを一つずつ新聞紙などの紙に包んでからビニール袋に入れると良いでしょう。
さらに、ビニール袋の口は少し開けておくようにします。密封状態にしないのが長持ちさせるコツです。
ピーマンの冷蔵保存期間は?長持ちさせるコツは?
冬以外の季節には、ピーマンは冷蔵庫保存するようにします。2週間程度保存することができます。
常温保存と同じように1個ずつ新聞紙などに包んでからビニール袋に入れましょう。密封させないように、ビニール袋の口は少し開けておきます。
冷蔵保存する際に長持ちさせるコツは、野菜室に入れることです。
ピーマンの適温は10℃ほどなので、冷蔵室やチルド室に入れてしまうと、ピーマンには寒すぎる環境になります。
そのため低温障害を起こして腐ってしまうこともあるのです。野菜室ならピーマンの適温が保たれます。
ピーマンは冷凍保存できる?期間と長持ちさせるには?
ピーマンは冷凍保存することも可能です。1ヶ月ほど保存することができます。
冷凍保存する際に長持ちさせるコツは、生のまま保存するのではなく茹でてから保存するということです。
丸ごと茹でるのではなく種やヘタを取り食べやすい大きさにカットしておきましょう。
調理する時に使いやすいというメリットもありますが、種がついたままだとそこから傷みやすくなるという理由もあります。
カットしたピーマンは沸騰したお湯でさっと固めに茹でます。茹ですぎると食感が悪くなるので固ゆでがおすすめです。
茹でたピーマンはジップ付保存用袋に平になるように入れて保存しましょう。
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こんな状態のピーマンは食べては駄目!
ピーマンは水分やエチレンガスにより傷むことが多い野菜です。スーパーで買ってきたままの状態で冷蔵庫に数日入れておくと、腐りはじめてしまうこともあるのです。
腐ってしまったピーマンは、その部分だけ取り除いても食べることができません。
「茶色に変色している」「酸っぱい臭いがする」「ぶよぶよと柔らかくなっている」「ぬめりが出ている」という場合にはもったいないですが処分してしまいましょう。
まとめ
安いとついまとめ買いしてしまうピーマンですが、正しく保存しないと腐らせてしまうかもしれません。
葉物野菜と違いピーマンは長持ちしそうなイメージがありますが、水分に弱くエチレンガスの影響も受けやすいため、すぐに傷んでしまうのです。
常温保存、冷蔵保存、冷凍保存、それぞれの長持ちされるコツを覚えて上手に保存していきましょう。
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