「さつまいもといえば皮は濃い赤か紫色」
そんな常識を打ち破る品種があることをご存知でしょうか?上図のようなさつまいもって実存します。確かに紫芋みたいな種類があることは知っていましたが、皮が白いのは・・・これって本当にさつまいもなの?違うモノじゃないの?
って思ってしまいましたので、今回は白いさつまいもについて調べてみました。
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なんで白いさつまいもってあまり浸透していないの?
「白いさつまいも」。珍しいさつまいもだから価値があるのかな?と思ってしまいませんか?
例えば「白いいちご」。いちごといえば赤いのが当たり前ですが、白いいちごも存在していてデパートの贈答品などで高く売られています。
しかし白いさつまいもにはそのような付加価値がつけられていなくあまりそのまま食べるさつまいもとしては売られていません。その理由は?
答えは簡単。赤いさつまいもに比べて甘みが少ないからです。
さつまいもって確かに甘みを求めてしまう部分はありますよね?赤いさつまいもよりも甘みが少ない白いさつまいもは見かけは珍しくても味に関しては赤いさつまいもに比べて人気がないようです。
しかしさつまいもの甘味が苦手な人にはオススメの品種!
しかし大人になって甘みとか苦手になってしまう男の人っていますよね?そういう方には意外とオススメだったりします。
白いさつまいもの味の特徴としては甘みは少ないけれどホクホク感がとてもあるのでさつまいもが苦手だなという方にとってはイケる品種の可能性はあります。
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白いさつまいもの品種一覧
コガネセンガン
白いさつまいものほとんどはこの黄金千貫だったりします。このコガネセンガンって実はさつまいもの生産量第2位の品種だということをご存知でしょうか?
「え?それだけ流通しているのに何でみんな知らないの?」
生産量第2位なのに、あまり知られていない白いさつまいも。何故知られていないかということこのコガネセンガンは・・・。芋焼酎の原料として使われることが主だからです。
これを聞いて私は納得しました。確かに芋焼酎の原料だったら芋焼酎作っている人とかこのコガネセンガン作っている人以外は知らなくてもおかしくないですね。
シロユタカ
シロユタカも白いさつまいもなのですが、これは焼酎用ではなくてでんぷんの原料として主に生産されているようです。
「でんぷんの原料って何?」
って思いますよね?私もよくわかりません。調べてみると糖化製品なので多く使われていることがわかりました。
糖化製品ってなんぞや?というと「ブドウ糖」「水あめ」「異性加糖」などに分かれます。ブドウ糖とか効くとよく甘いお菓子とかジュースに含まれていたりするのでわかりますね。水あめは飴とかアイスとかの原料でしょう。
そういう用途でつかわれるでんぷんの原料としてシロユタカは生産されているようです。これもやはり市場にあまり流通していないために関係者以外は知らないのは仕方がないのかもしれませんね。
カイアポ芋
カイアポ芋とは、ブラジル原産のさつまいもの品種の事を言います。
あまり日本では馴染みがないさつまいもで焼き芋や蒸し芋として食べても甘くなくて美味しくないみたいです。食べ方としては大学芋などで食べると美味しいそうですが、流通は少ないみたいです。
どういう風に使われているかというと、芋焼酎として使われたり健康飲料水としてお茶として飲まれていることが多いようですね。スーパーなどでは殆ど見かけない品種だと思います。
まとめ
- 白いさつまいもは本当に実在する
- しかし殆どの品種が市場には出回っていないためにあまり知られていない
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