セロリは日本でも人気の野菜ですが、外国の野菜というイメージが強いのではないでしょうか。フランス料理やイタリア料理に欠かせない野菜とされています。
世界の国々では、セロリは何て言うの?どのような料理に使われている?などの疑問にお答えしていきたいと思います。
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セロリはフランス語で何て言うの?
フランスではどんな食べ方をしている?
フランス語でセロリのことを「Céleri(セルリ)」と言います。セロリの発音と非常に似ていますね。
フランス料理と言えば、赤ワイン煮込み、バスク風煮込み、ポトフなど、煮込み料理が有名です。このようなフランスの煮込み料理に欠かせないのが、複数のハーブをたこ糸などで束ねたブーケガルニです。
ローリエやパセリ、タイムなどのハーブを組み合わせることで、肉の臭みを取る効果や、ハーブの複雑な味わいを加えることができます。
そして、この中にセロリが入っていることが多いです。煮込み料理にセロリと入れることでさらに深い味わいに仕上げることができます。
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セロリはイタリア語で何て言うの?
フランス語でセロリのことを「sedano(セローダ)」と言います。フランス語と同じように、セロリの発音と似ていますね。
セロリはイタリア料理の定番であるパスタやピザとも相性が良いです。
まずはパスタです。セロリは苦味や香りが強いので、ベーコンや生ハムなどの味の濃い食材と合わせるのが美味しいです。
ペペロンチーノのようなシンプルな味付けにして、セロリの香りを楽しむのがおすすめです。茎の部分も葉っぱの部分も使いましょう。
ピザとセロリを合わせる時には、セロリの茎ではなく葉っぱの部分を使います。焼き上がったピザにセロリの葉っぱをトッピングしましょう。
バジルの葉に飽きた時には、セロリの葉っぱの新鮮な香りを楽しんでみてください。
他の言語ではセロリは何て言うの?
セロリではフランス、イタリア以外にも世界各国で親しまれている野菜です。それぞれの国で何と呼ばれているのでしょうか。
中国語では「洋芹菜(ヤンチンツァイ)」と言います。韓国語は日本と同じく「セロリ」と言います。さらにドイツ語では「Sellerie(ゼレリ)」と言います。
どの言葉も「セロリ」に近い発音をすることがわかります。各国の発音を比べてみると面白いですね。ちょっとした豆知識として覚えておくと良いですね。
それぞれの国でセロリはどのような料理に使われているのでしょうか。
中華料理では牛肉や豚肉と合わせた炒め物料理が人気です。肉の油っぽさと爽やかなセロリの味わいがよく合います。
韓国ではシンプルなセロリのナムルが有名です。これは簡単にできてしまうレシピなので、ぜひご家庭でもやってみてくださいね。
また、ドイツの家庭料理はシチューや煮込み料理が多いので、ハーブとしてセロリを煮込み料理に使うことが多いようです。
セロリの輸入国第1位はアメリカ!
セロリはフランス料理やイタリア料理に使われる西洋野菜ですが、実は日本における輸入量1位はアメリカです。2位はメキシコ、3位はオーストラリアとなっていました。
長野県産のセロリや、静岡県産の国産セロリが人気ですが、外国産のセロリが悪いわけではありません。国産セロリよりもアメリカ産セロリは大きく、ずっしり重い感じがします。
実はセロリはアメリカではとてもポピュラーな野菜です。その理由はピーナッツバターにあります。アメリカではセロリにピーナッツバターをつけて食べる習慣があります。
野菜スティックにマヨネーズなどを付けて食べるのと同じ感覚です。子供がスナック感覚でパクパク食べてくれるので、野菜不足防止に良いですね。
あとがき
セロリは西洋野菜というイメージがあります。確かにフランス料理やイタリア料理との相性はバッチリですね。しかしあまりルールにこだわらずに、とにかく色々な料理に使ってみてください。
アメリカで人気なのはピーナッツバターをつけて食べる方法です。お子さんのおやつに試してきたら、とても喜ばれるかもしれませんね。
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