煮物として食べる機会も多い冬瓜。トロッとした食感とダシがたっぷり吸われ、いくらでも食べれちゃいますよね。
そんな加熱して食べる事が多い冬瓜ですが「生で食べれるの?」と感じる方もいらっしゃいますよね。
今回は【冬瓜は生で食べられるのか?】【冬瓜を食べた時に感じられる苦味や営養は加熱するのと違うのか?】そんな疑問についてご紹介致します。
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冬瓜は生で食べられる野菜?
そもそも冬瓜を食べる時って、加熱調理がほとんどですよね。そんな事もあり「生で食べられるの?」と感じてしまいますよね。
その答えはズバリ「食べられます」。冬瓜は生でも食べる事ができる食材なのです。
冬瓜は生で食べるメリットとデメリットは?
メリットは?
冬瓜を生で食べるメリットはやはり「栄養価値が高い」事ですよね。冬瓜にはビタミンCがたっぷりと含まれています。
ビタミンCは免疫力アップが期待できる成分となっており、風邪予防やインフルエンザ対策に有効的です。
また肌細胞を活性化させてくれる働きがあり、美容面にも効果的な成分です。
しかしビタミンCは水に溶けやすく熱に弱い性質があり、加熱すると含有量が減ってしまいます。その為、冬瓜を生で食べるとビタミンCをしっかりと摂る事ができるのです。
デメリットは?
冬瓜を生で食べるデメリットには硬い事があります。冬瓜は加熱すると柔らかくなりますが、生では硬くて美味しさを感じる事ができません。
そして生で食べると「苦味」が感じられます。冬瓜には苦味成分が含まれています。加熱する事でこの成分を緩和させる事ができますが、生だとダイレクトに感じてしまいます。
その為、生食よりも加熱調理で食べられる事が多い食材ともなっています。
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冬瓜を生で食べるおすすめのレシピはやっぱりサラダ?
冬瓜を生で食べるにはやはり「サラダ」がオススメとなります。そこで、【簡単冬瓜サラダ】をご紹介しちゃいます。
- 冬瓜のワタや種を取り除き、千切りにします。
- カイワレやレタス、トマトといった野菜と一緒に市販のドレッシングで和えるだけ。
冬瓜は苦味がある食材となっている事で、ピリ辛系のドレッシングとの相性バッチリ。
冬瓜の苦味の成分の原因は?
冬瓜だけでなく、ズッキーニやきゅうりを食べても苦味を感じる事がありますよね。この苦味は「ククルビタシン」という成分が原因とされています。
「ククルビタシン」はウリ科の植物に含まれている有害物質です。
大量摂取しなければ、全く問題は無いのですが、大量に摂取したり体質によっては中毒症状となってしまい吐き気や腹痛といった症状が起こる可能性があります。
苦味が強く感じられる場合には、この有毒物質が多く含まれている場合もあり、避ける事が大切です。
あとがき
冬瓜は生で食べるとビタミンCをたっぷりと摂取できる食材となっていますが、苦味が感じられます。
そんな苦味も冬瓜の美味しさの一つとなっているので、冬瓜のオリジナルレシピを考案してみるのも楽しみとなりますね。
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