梅は英語でplum(プラム)?apricot(アプリコット)どっち?

梅の実

「梅って英語でプラムで正しいの?」

梅って英語でなんて言いますか?と聞かれると真っ先にプラム(plum)かな?と思ってしまいます。

でもプラムと梅って違う種類の植物ですし正しくない気がします。今回は梅って英語で何ていうのが正しいのか調べてみました。

Sponsored Link

梅を英訳すると3つある

英語で言うと?

梅を英語で表現すると「plum」「apricot」「ume」の3つが該当すると思います。ではどれが正しいのでしょうか?

plum(プラム)は和訳ですももという意味

多くの辞書などは「梅=plum」となっていると思います。

でもplumって正確にはすもも(西洋すもも)なんですよね?すももと梅が同じ存在でしょうか?私は違うと思います。

「梅ってプラムに似ている植物(食べ物)だよ」って外国の人に説明する分にはそこまで的はずれな答えではないと思います。

しかし日本の文化的な意味で梅を外国の人に伝えるならplumという表現では少し足りないと思います。

plumを使う場合は「Japanse plum」と表現した方が西洋のすももとは差別化が出来ると思うので良いですね。

Sponsored Link

梅はumeと表現するのが正しい?

「梅=umeと表現するのがいいの?」

日本の文化的な意味合いで梅を外国の人に伝えたい場合は「ume」と表現するのが一番語弊なく伝わりやすいかなと思います。

梅干しや梅の花、梅にまつわる日本の文化はたくさんあります。これらをplumと表現するのは私は好きではないのでumeと英訳したくなります。

ただ日本の文化的な説明をする時以外にumeと表現するのは少し違うかなと思います。umeは和製英語ですので外国の方にはなかなか伝わりづらい部分があると思います。

なので「Japanse plum」「Japanse apricot」という表現の方がしっくり来る場合はそちらを使うことも多いです。

その方が外国の方にも「プラムやアプリコットに似ている日本にあるものなんだ」と想像しやすくなると思いますので。

apricotは日本で言うアンズの訳

plumについで次に梅を表現することが多いのがapricotです。

ただapricotの場合はそれ単体で梅を表現することはなく「Japanse apricot」として使われることがほとんどですね。

「apricot」単体だと日本で言うアンズなので梅とは結構かけ離れた存在ですが「日本のアプリコット(アンズ)」と表現することで梅を上手く外国の方に伝わるように表現出来ていると思います。

食べ物や植物としての「梅」を表現する場合は私はこちらが一番正確かなと思っています。文化としての梅を表現する時は和製英語の「ume」を使います。

梅に関するその他の英語は?

調べる女性

  • 梅の木:「ume tree」「plum tree」
  • 梅の花:「ume blossom」「plum blossom」
  • 梅酒:「ume liquor」「plum liqour」「ume wine」
  • 梅干し:「pickled ume」「pickled plum」「umeboshi」

まとめ

「梅」を英語で表現する場合はどういう梅を表現したいのかということを考えるとよいと思います。

植物や食べ物として伝える場合は「Japanse apricot」「Japanse plum」と表現し、文化として表現したい時は「ume」と使い分けることをオススメします。

▶ 梅って外国語で何ていう?(中国語・フランス語・イタリア語・ドイツ語)

Sponsored Link

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください