この記事は
- わらびのこと
- ぜんまいのこと
- こごみのこと
- 3つの違い
- 3つの簡単な見分け方
を記事にしています。
あなたはわらびとぜんまいとこごみっていう野草がありますが、違いってわかりますか?
私は結構見分けがつかないです。
特にこごみは調理された後の姿しか見たことなかったんです。今回初めて写真で見ましたが…この3つは似てますね。
なのでこの似すぎる3つの植物を徹底的に調べます!
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『わらび(蕨)』はこんな植物です!
わらびとはシダ植物の一種です。日当たりのいい場所を好み草原や谷地などに集団で生えています。
わらびはアクの強い植物で、家畜が食べてしまうと中毒症状を起こします。
人間もわらびをアク抜きせずに食べると、わらび中毒を起こします。
またわらびを食べ過ぎると大量出血症状になり、骨髄が破壊されていきます。ある意味毒草ですよね・・・恐ろしいです。
でもアク抜きをしっかりすれば、問題ないみたいです。
アク抜きのやり方
- まず鍋に水を入れて沸騰させ、食用の重曹を入れる
- お湯の粗熱がとれたら、わらびを入れておいておく
- ときどきわらびの硬さを確かめて、好みの柔らかさになったらアク抜き完了!
- 鍋からわらびを出したら、流水で洗います!
『ぜんまい(薇)』はこんな植物です!
ぜんまいは多年生シダ植物の一種です。水気の多い所を好み、川岸や山野に生えています。
ぜんまいの名前の由来は「銭巻(ぜにまき)」が変化してぜんまいになったそうです。
ぜんまいも、わらびと同様に食用の重曹を使ってアク抜きをします。
『こごみ(屈)』はこんな植物です!
こごみも多年生シダ植物の一種です。日当たりのいい斜面を好み、水はけのいい湿った場所に集団で生えています。
こごみの正式名称は「クサソテツ」といいます。クサソテツの若芽のことを、こごみというそうです!収穫期間が短いのでなかなか採れないみたいですね!
こごみはアクがなくて、アク抜きしなくていいので楽です。
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3つの違いは?
3つともシダ植物というのが共通点です。
カロリーは3つはあまり変わりがありません。しかし収穫時期はどうなっているのでしょうか?
- わらび :4月から6月くらい
- ぜんまい :3月から6月くらい
- こごみ :3月から5月くらい
3つの簡単な見分け方とは?
3つは似ているけど、よく見るとそれぞれ特徴があります。
- わらび :緑や紫色。握り拳みたいな形をしています
- ぜんまい:濃い緑や茶色。カタツムリみたいな形をしています。産毛あり
- こごみ :明るい緑や黄緑色。カタツムリみたいな形で、小さな葉っぱがたくさん
産毛がなくて、小さな葉がなければわらび。産毛があったらぜんまい。小さな葉がたくさんあったらこごみと覚えておくと良いでしょう。
こごみだと思ってアク抜きしないで食べたら、じつはわらびだった!なんてことにならないように、しっかり観察しましょう。
山菜採りとかで山に出かけて「これってわらび?」とか人に聞かれたときに正しく教えてあげられたら、かっこいいですよね。
まとめ
3つはたしかに似ていますが、よく調べるとそれぞれ個性的ですね!
ちなみに私の好きな調理法は
- わらびの卵とじ
- ぜんまいたっぷりビビンバ
- こごみのかきあげ
となっています。
3つの違いの見分け方を覚えて山菜採りに行けたら、きっともっと山菜採りが楽しくなりますね。
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