ホタルはオスだけ光るのは嘘、メスも光る！その意味とは？

ホタルって美しいですよね。夏が近づいてくるとホタルの光のロマンチックな風景を見たくなります。

ところでホタルの光ってオスだけ光るって思っている人多くありませんか？私もそう思っていました。

実はメスも光るらしいのです。ホタルの光って「求婚」とかそういうイメージだったのですが、メスが光る意味ってなんでしょうか？

ホタルのことって知らないことばかり…ということで、ホタルのことをちょっと勉強してみましょう！

ここでは

など、ホタルに対しての疑問について調べてみました！

ホタルが光ることについて

出典：http://www004.upp.so-net.ne.jp/udagawa/heike.html

まずホタルは世界中に２０００種類いるといわれています。日本で発見されているホタルは４０～５０種類もいます。

でもその４０～５０種類の中で光るホタルは１５種類ほどしかいないそうです！ホタルはみんな光るわけじゃないんですね！

光る代表的なホタルの「ゲンジボタル」や「ヘイケボタル」は卵のときから光るようになります。卵から光るなんて驚きです！

まずホタルはオスもメスも共通でお尻辺りに黄色い「発光器」があります。

その中にある「ルシフェリン(発光するもの)と「ルシフェラーゼ(発光を助けるもの)と、多くの生物が持っている「ＡＴＰ(アデノシン三リン酸)」というエネルギー源が一緒になることで「ルシフェリン-ＡＭＰ」という物質になります。

この「ルシフェリン-ＡＭＰ」が空気中の酸素に反応すると「オキシルシフェリン」という発光体ができて光るようになります。

光る仕組みって結構難しいですね・・・。

そしてホタルが光る理由は主に「プロポーズの光」「刺激を与えられたときの光」「敵を驚かせるときの光」の３種類があるといわれています！

成虫になる前は敵を警戒して光る、成虫になると求愛やコミュニケーションの意味で光るんだそうです！仲間のホタルに「ぼくはここだよ！」っていうアピールで光ることもあるそうです。

あと刺激を与えられたことで光ることもあります。でもホタルが光らないからって、触って刺激を与えるのはかわいそうです。ホタルを光らせたいときは優しく息を吹きかけてあげてください。

オスだけ光るというのは嘘です！メスも光ります！

でもメスのほうが「発光器」の数が少なくて光は弱くオスのほうが光が強いので、私たちはメスが光ってるのを気づかなくて「オスだけ光る」と思いこんでしまうんでしょうね。

オスはメスにアピールするためにがんばって強く光り、メスはオスをじっと待っているんですね！なんだかロマンチックです。

ホタルの光を見ていると温かそうと思ってしまいますが、ホタルの光は熱を発することはないそうです。

光っているのに温かくないというのはビックリですね。それとホタルの求愛の光には癒し効果があるそうです。

たしかにホタルの光の風景を見ていると日頃のストレスも忘れて心が浄化されていく気分になります。

でも敵を威嚇しているときの光には癒しの効果はないです。だからホタルを捕まえても癒しの光は出ないのでやめましょう！

ホタルがメスも光ること、種類によっても光り方が違うこと、驚きの事実がたくさん知れて楽しかったです♪これからも綺麗な環境を保って、綺麗なホタルの光を見続けたいですね！