寒冷の候の使う時期と意味や文例まとめ

冬の気配

「寒冷の候という時候の挨拶がありますがいつ使うの?」

寒冷という言葉って冬に使いそうだとはわかっても冬全体に使えるわけではありません。使う時期を間違えてしまうとマナーに関して無知な人と思わてしまうので気をつけましょう。

今回は寒冷の候を使う時期や意味など、気になる事をまとめてみましたので是非確認してみてください。

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寒冷の候とは

辞書

読み方は?

寒冷の候は「かんれいのこう」と読みます。

この読み方は簡単だと思います。逆に間違えるほうが難しい時候の挨拶ですね。稀に候を「そうろう」と読んでしまう人もいるかもしれません。

確かに昨今では手紙よりもメールという媒体を多く使う為に「手紙=古い人が書くモノ」という発想から昔の人が読みそうな読み方にしてしまう人はいるかもしれません。

軽く笑われる可能性があるので間違えないように気をつけましょう。

意味は?

寒冷の候は「冷え冷えとして寒い季節になりました」という意味になります。

寒冷という漢字を見るだけで寒い事はわかると思います。「寒」「冷」という言葉を2つも並べるということでとてつもなく寒いという印象をもつ漢字ですね。

使う時期は?

寒冷の候は12月中に使うのが適している時候の挨拶です。

11月から使えそうな言葉ではありますが、実は12月の言葉だったりします。だからと言って11月に使ってはいけないという決まりがあるわけではないので、私は二十四節気の小雪(11/22)あたりからなら使っても良いと思います。

「12月でもそんなに寒くはない年だから他の時候の挨拶を使いたい」

となれば私は真っ先に「師走の候」をオススメします。12月に一番多く使われる時候の挨拶ですし、理由は気候が関係する言葉ではなく12月と誰しもが連想しやすい言葉だからです。

寒くない12月は是非師走の候を使ってみてください。

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寒冷の候を使った簡単な文例

驚く表情をするビジネスマン

  • 拝啓 寒冷の候、○○様にはその後お変わりなくお暮らしのことと存じます
  • 拝呈 寒冷の候、貴社におかれましてはいよいよご清栄のことと拝察いたしております
  • 謹啓 寒冷の候、皆様にはなお一層のご活躍のことと存じます

まとめ

  • 寒冷の候は「かんれいのこう」と読みます
  • 冷え冷えとして寒くなってくる季節になりましたという意味になります
  • 使う時期は12月中に使うのが適しています

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