深秋の候の使う時期と意味。簡単な文例は?

秋の気配の画像

「深秋の候という時候の挨拶がありますが一体いつ使うのが正しいの?」

手紙を書く時に何気なく使う時候の挨拶ですが、実際に正しい時期に使えている人は少なかったりします。手紙を貰う方もさほど気にしないで読み飛ばしてしまう方も多いですが、やはり気持ちの良い手紙を送るには正しい使い方を心がけたいものです。

今回は深秋の候という言葉に焦点を当てて、意味や読み方、使う時期などをまとめてみました。

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深秋の候とは

辞書

読み方は?

深秋の候は「しんしゅうのこう」と読みます。

あまり深秋という言葉を聞き慣れないために「この読み方で本当に大丈夫だろうか?」と不安になってしまいますが大丈夫です。

多くの時候の挨拶音読みで読めば間違えないという法則があるので、困ったときは音読みで読みましょう。90%程度はそれで失敗しません。

意味は?

深秋の候は「秋から冬に移り変わりゆく季節になりました」という意味になります。

深秋という意味を辞書で引くと「冬に移ろうとする時期で、一年のうちでも自然の姿がいちばんものがなしく感じられるとき」とあります。

この季節は葉が色づいたり落葉したりと自然の姿が大きく冬に向けて変わっていく季節なのでそういう意味が深秋にあります。

使う時期は?

深秋の候は霜降(10/23)から立冬の前日(11/6)まで使うのが正しい時候の挨拶です。

意味を知れば秋から冬にかけて使える言葉なのだということがわかると思います、11月は秋に思うかも知れませんが、二十四節気的には立冬が冬の始まりとされているので、秋は11/6までとなっています。

11月に使える時候の挨拶を探しているかたは下のリンクを参考にしていただくとピッタシの言葉が見つかるのではないでしょうか?

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深秋の候を使った簡単な文例

考える女性

  • 拝啓 深秋の候、○○様にはその後お変わりなくお過ごしのことと存じます
  • 拝啓 深秋の候、貴社におかれましてはますますご清栄のことと拝察いたしております
  • 謹啓 深秋の候、皆様におかれましてはいよいよご繁栄のことと存じます

まとめ

  • 深秋の候はしんしゅうのこうと読みます
  • 秋から冬に変わりゆく季節になりましたという意味になります
  • 使う時期は10/22-11/6になります

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