「夏休みの宿題を親が手伝ってしまうのはありなのか?」
自由研究とか工作とかついつい親が手伝ってしまう事はあると思います。なんとなく懐かしくなってついつい張り切ってしまうんですよね。
しかしその行為って本当に子供の為になっているのでしょうか?考えてみました。
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私は宿題を「直接」手伝うことには反対!
直接というのは、漢字や英単語の練習を代わりに行う、算数の問題を解いてしまうことです。これは絶対にしてはいけません。何故そう思うのかといいますと・・・。
基礎学力が定着しないから
1つ目の理由は、基礎学力が定着しないからです。
国語や算数などの宿題というものは基本的に難問を解かせるわけではなく、基礎を固めるために出されるものです。つまり子供はほとんどの場合は自力でこなせます。
そこを親が手伝ってしまうと、基礎が定着せず結果的に子供が勉強についていけなくなる可能性が高まります。これでは宿題をやる手間と引き換えに大きなものを失ってしまいます。
自立心が育たなくなる
2つ目の理由は、自立心が育たなくなるからです。
学校におけるある意味強制的な環境で勉強するのではなく、家庭という自由な空間で自分の意志で勉強に取り組む習慣は大切なものです。その自立心を鍛える機会を親が奪ってしまってはいけません。
自由研究や工作もやることに意味がある!
「工作や自由研究って何にための宿題なんだろうか?」
と思ってしまう方もいると思いますがしっかり意味があるのです。
工作や自由研究って基本的には何をしてもいいんですよね。だから創意工夫をして色々な事ができると思います。これって子どもに考える力を養わせるいい練習だったりするんです。
国語の漢字の練習、算数の計算の練習とは違って、何かモノを考える力と大人になってとても重要になる要素だと私は思います。
なのでテーマは出来る限り子どもに考えさせる事が重要だったりするので、やりたいことを子どもに探させた方がいいと思います。
ネットで自由研究や工作のネタって色々な所に書かれているのですが、出来る限りそういうのの真似をするのではなく、自分でモノを考える訓練だと思い子どもに任せてみてはどうでしょうか?
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直接ではなく間接的になら手伝っても問題ない
基本的に宿題は子供に自力ですべてを任せるべきです。ただし、子供の状況によっては”直接”でなければ手伝ってもよいと思います。
例えば宿題の計画表を一緒に立てる、だらだらしている子供を宿題に向かわせるように注意することなどであれば問題ないでしょう。
特に小学生であれば、たとえ高学年であっても計画的に自立して宿題を進めることは困難であると思います。その場合、週ごとのノルマや取り組む時間帯などを一緒に相談するなどは許容範囲だと思います。
どうしても、提出期限ぎりぎりになる子供もいます。そういった子供には、計画を立てて実行することの練習という意味でも宿題を有効活用するべきだと思います。
工作や自由研究を手伝うと基本的に先生にはバレている
工作や自由研究はついつい親がはりきってしまい子どもが作るレベルではないものが完成してしまうこともあります。そういう時はまず先生は気づいていますね。
デキをあえて悪くしても先生は意外と気づいてしまいます。なぜならその子供が普段学校で図工の時間とかでどういうものを作る生徒なのかしっかり把握しているからです。
算数などでも子供の学力を把握している先生からすれば見抜くことはできるでしょう。
中学生、高校生は休み明けの学力テストですぐにバレる!
中高生だと、休み明けに学力テストがあると思います。そういう所で夏休みきちんと宿題をしたのか、宿題を誰かに鉄だてもらったのか?友達のノートの書き写しではないかというのがバレてしまいます。
たとえきちんと宿題を提出したとしても、そういう所で悪い成績を残してしまうと内申には影響が出てしまいます。宿題はきちんと自分でやる必要があります。
まとめ
宿題はきちんと提出させることも大事ですがそれだけではなく我が子のより良い成長の為に出されているものだと認識しましょう。
宿題を親が手伝うということは子どもに悪影響を与えてしまうことのほうが多いです。出来る限り子どもにやらせる必要があると私は思います。
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