神社の参道は真ん中を歩いては駄目っていうのは本当?端を歩くべき?

神社

「神社の参道って実は真ん中を通ってはいけないというマナーがあること知っていますか?」

よくよく思い出すと初詣とかだと私は真ん中を通らないように避けたことってないんですよね。マナー違反だったのかもしれません。

でも初詣とか正月は混んでいますし、そういうマナーを重んじる必要があるのかと考えるとまたそれも難しい問題だと思います。

今回は何故参道の真ん中を通ってはいけないのか?また、混んでいる時は真ん中を通っても良いのかということを中心に調べてみました。

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神社の参道は真ん中を歩いてはいけない理由とは?

ポイント女性

神社の参道の真ん中は神様の通り道とされ、「正中」と呼ばれます。

参拝する時には、神様の通り道を人がずかずかと歩くことはマナー違反であるだという考えから参道の真ん中を通ってはいけないと言われているみたいです。

神社の関係者に聞いてみたら意外な答えが・・・。

しかし神官さんや神主さんなどは気にせず歩いていらっしゃいます。やはりこれは一般人との違いなのでしょうか。

実際に神社の関係者の方に「参道の真ん中は通ってはいけないですよね」と窺ってみると意外な答えが返ってきたようです。

「いいえ、別に構いませんよ。神様はそんなに心が狭くはないので、どこを通ろうが気を悪くされることはありません。そもそも神様はうろうろされたりしないので」とおっしゃっていたそうです。

確かに、神様がうろうろと歩き回る、と言ういう方がちょっと不思議な感じもしてしまいます。私がよく参拝する神社の神主さんは参道のどの場所を通ろうが、注意するというようなことはありませんでした。

また、お正月など人が多いときには、真ん中を歩かざるえない時も出てきますよね。

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実は参道は真ん中を歩いてはいけないというのは正しい事ではないかもしれない

考える会社員

実際に年末年始のお参りや何かしらの大祭などが行われる場合は、特に気にもせず皆様歩いていらっしゃいますし、神社の関係者の方から「真ん中は歩いてはいけませんよ」と注意された、というお話は、私は聞いたことがありません。

神社の神主さんも祭事の時には普通に歩いていらっしゃいます。

もしかしたら、参道の真ん中を歩いてはいけない、というのは神職の方が祭事上の理由でそこを避けたり、神様依代が通るため避けた、など、色々な理由に後付けとして言われ始めたことなのかも知れないと思えます。

それに大勢の人がお参りされている時に、本当に通ってはいけない場所であれば入らないようにされているいると思います。

あとがき

「参道の真ん中は神様の通り道だから端を歩く」

この考えは必ずしもそうではないということがわかりました。ただ神社に行く時に気持ちよく参拝したいと誰しも思います。

混んでいない神社ではそういうマナーもあるんだな。という意識をもって端を歩く。ただ混んでいる時は人のじゃまにならないようにそういうマナーにこだわらないで参道を歩く。

うまく使い分けていくのが大切だと思いました。

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