近年日本人はあまり手紙を書く文化がなくなってきていると思います。いざ暑中見舞いのお返しをしようとした時に、どうしていいかわからないことって沢山あると思います。
- お中元を貰ったけれどお中元のシーズンじゃないから暑中見舞いで返すのはOK?
- 暑中見舞いのお返しの注意点と文例は?
- 暑中見舞いの時期が過ぎてしまった!残暑見舞いとして送るのはOK?
今回は上記の些細な疑問に関して調べてみました。
▶ ビジネス向けの暑中見舞いをメールで返信?文例と注意点は?
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お中元のお返しっているの?
「そもそもお中元のお返しって返さなくてもいいから暑中見舞いで返す必要がない?」
とネットの情報ではありましたが実際どうなのでしょうか?コレは色々勘違いされている結果そういう情報になってしまったと思われます。
『お中元に対するお返しとして品物を何か贈る必要がない』
という部分がお返しをしなくてもいいという解釈に変わっているのです。お中元を貰ったらそのままにせずに御礼状や電話でお礼を言うのはマナーです。
「何も贈らなくていい」という言葉が「お礼を言わなくてもいい」という言葉にすり替わってしまい、このような情報になってしまったのだと思います。
お中元のお礼として、電話なりお礼状を贈るのはマナーだと私は思います。
お中元のお礼状として暑中見舞いで返すのはOK?
これはOKです。相手にお中元をもらったことへの感謝の手紙を送りたいときは時期的に暑中見舞いがベストだと思います。
また暑中見舞いを送る時期はだいたい晩夏の期間だと言われています。晩夏とは小暑(7月7日頃)から立秋の前日(8月6日頃)までです。
それを過ぎた場合は今度は残暑見舞いとして送るのがいいと思います。
お中元のお礼状として暑中見舞いを送る場合の簡単な文例は?
夏の日差しも次第に厳しさを増していますが、お変わりはございませんか。
先日はお心のこもった御中元をお送り頂き、ありがとうございました。
寝苦しい夜がこれからも続きますがお互い夏風邪には気をつけましょう。
平成28年 盛夏
お中元のお礼をメールで返すのはいいの?
これは賛否両論わかれます。私の感覚だとお中元に手紙などが添えられていた場合はできる限り手紙で返そうとします。
しかしお中元としてお品物だけ来て特に手紙がない場合は、お礼のメールで済ましてしまうこともあります。
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暑中見舞いを貰った時にお返しはどうやって送るのが常識?
「暑中見舞いを貰ったけれど相手に暑中見舞いを送っていない。どうやって返そう。」
これは暑中見舞いをそのまま返すのが一般的です。暑中見舞いの文章の中に『暑中見舞いをいただきありがとうございます』というお礼の文章を入れるのがいいですね。
しかし暑中見舞いの時期を過ぎてしまっている。立秋を過ぎてしまっている場合は残暑お見舞いを送る事で暑中見舞いのお礼を伝えましょう。
炎暑の候、◯◯様はお変わりなくお過ごしのことと存じます。
このたびは暑中見舞いをいただき、ありがとうございました。
今年の夏も例年通りに暑いという事ですが、元気で過ごしているので安心してください。
まだまだ酷暑は続くと思いますが、お体にお気をつけて夏を乗り切りましょう。
平成28年 七月
暑中見舞いのお返しを残暑見舞いとして送るのはOK?
前項でもいいましたが、暑中見舞いを送る時期を過ぎてしまっている場合は、残暑お見舞いとしてお礼を返すのが一般的です。
変に暑中見舞いのお礼だからといって立秋過ぎているのに暑中見舞いで返すのは常識知らずと思われるので気をつけましょう。
立秋とは名ばかりの猛暑が続いておりますが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
このたびは暑中お見舞いをいただき、ありがとうございました。
おかげさまで家族一同は元気に過ごしております。
秋風を感じる頃はまだ少し先になりそうですが、○○様もどうかご自愛下さい。
平成28年 晩夏
メールで返すのはOK?
私なら暑中見舞いがはがきで来たのなら、できるだけはがきで返します。
やはりメールよりもはがきの方が風情があって良いと考える方は多いと思います。相手がわざわざはがきで暑中見舞いをくれたのですからできる限り同じ形式で返したいと思います。
しかしメールできた暑中見舞いに対しては、はがきで海水よりもメールで返した方が適切です。基本的には同じ方式で返すことを心がけると良いと思います。
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