手紙を書くことが少なくなった今の日本人にとって、暑中お見舞いや残暑お見舞いを書いたりもらったりということもめっきり減ってきたと思います。
しかし、学校によっては夏休みの宿題として書かせる場合があるんです。
普段書かないものであれば正しい書き方や出す時期もわからなくて戸惑ってしまうと思いますので、今回はそれらをご紹介します。
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なぜ暑中お見舞いや残暑お見舞いの宿題が出るの?
夏休みの宿題として暑中お見舞いや残暑お見舞いを書かされる理由を考えてみましたが、やはり一番には子供達に手紙の魅力を知って欲しいということではないでしょうか。
相手が喜ぶようなハガキを選び、相手を思って文章を考え、相手に自分の近況を知ってもらい、相手が喜んで読む姿を想像する。
宿題がきっかけとなってその魅力が広まっていけばそれもまた嬉しいものです。
そして、一般常識としても暑中お見舞いや残暑お見舞いの正しい書き方や出す時期というものを学ばせたいというのも理由のひとつだと思います。
書かされでもしなければ覚えないまま大人になる可能性もあるでしょう。それではいつか常識のない大人と判断されてしまうかもしれませんからね。
暑中お見舞い、残暑お見舞いを出す時期は?
梅雨明けから立秋の前くらいまでは暑中お見舞いを、それが過ぎたら残暑お見舞いを出すというのが一般的です。
2017年の場合なら8月7日が立秋となるのでそこを目安としてください。立秋は暦上で秋が始まる日です。
秋になってもまだ「暑中」と表現するのはいくら暑さが残っているとしても違和感があり、「残暑」という表現こそ相応しいですね。
ただ、梅雨明けの時期というのは場所によって大きく差があります。相手が住む地域の梅雨明け情報を確認した上で出す時期を決めるようにしてください。
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小学生の暑中お見舞いの書き方は?
小学生であればそれほど堅苦しく考えなくても問題ないと思います。
最低限気をつけたいのは「暑中お見舞い申し上げます」という最も大切な挨拶を忘れずに書くことですね。
また、暑い中元気にしてるかな?という相手への気遣いの文章がなければ暑中お見舞いとして成り立たないので忘れないでください。
相手が気持ちよく読めるように丁寧な文字で書くことも大切です。文字が雑であれば相手への挨拶が雑ということになってしまいますね。
中高生の暑中お見舞いの書き方は?
中高生であれば小学生が書くものよりもより美しくより丁寧に仕上げたいですね。
そして、入学祝いをくれた親戚や今までお世話になった恩師など出す相手も増えてきます。
そのため、相手へのお礼の言葉も添えて出すようにしましょうね。そういった方達とはなかなか会う機会もないでしょうから、自分が頑張ったことや成果を出した話も盛り込むことでもっと喜んでもらえると思います。
まとめ
友達に出すのであれば勉強や部活など一緒に高め合いたいと思うような部分をメッセージとして入れてみましょう。
どうせ書くなら宿題として済ませるだけではなく、相手の心に残るようなものにしたいですね。
日にちを入れることで相手の記憶にもしっかりと残る1枚となってくれると思います。
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