「最近の小学校の運動会の日程って春が多い気がするのは何故?」
私が子供の頃は運動会といえば秋でした。丁度10月の体育の日付近だった気がするのですが、最近は小学校の運動会の日程は春に行う学校が増えているようです。
何故春という時期に運動会をするようになったのか?春になると秋とは違いプログラムも変化しているのか?ということについて今回は記事にしたいと思います。
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運動会の日程が春に多くなっている理由は?
秋はまだ暑いから熱中症対策の為に春に行う
秋に運動会がある場合、運動会の練習は9月から始まり本番は9月の終わりから10月の時期に行うと思います。
しかしその時期って暑いですよね?私が子供の頃はそこまで熱中症に関して厳しくなかったですし、実際今ほど暑くなかったと思います。
運動会の練習中や本番で子供が熱中症で倒れたら、責任は小学校にあると思います。そういうリスクを取りたくないためにまだ涼しい春の時期にやる小学校が増えているという理由ですね。
行事の集中を避ける為
秋に行う行事が多いから分散させたい為に春に行う学校が増えてきているという事もあります。秋には小学校でも文化祭みたいなものが催されますよね?
運動会の後にすぐに文化祭の準備に取り掛かると時間が足りなかったり日程が詰まってしまい授業の進度にも影響をしてしまいます。
春はあまり行事が詰まっていないために運動会を春にするという学校は少なくないわけです。
秋の方が天候が安定しない
春には梅雨がありますが、それより前は意外と天候が安定しています。しかし秋は秋雨前線の影響や台風によって雨が多くなりがちで中止が頻繁してしまい予定通りに行えないという理由で春にする小学校もあるようです。
私が子供の頃小学校の運動会は計6回あったはずですが、雨で順延したケースは確か1回あったかなかったか程度でした。
ですが、雨の心配をしながら運動会をしていた記憶は結構あったり、途中で土砂降りになって一時中断になった運動会はありました。
その後足場が悪くなっている中徒競走をしたりするのは上手く走れなくて困った記憶があります。やはり春の雨が少ない時期の方が運動会には適していると思う学校も多いようです。
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春に行う運動会も良いことばかりではない!
前項で秋に運動会をするよりも春の方が利点がある事を書きましたが、良いことばかりではありません、春に運動会をすることによってデメリットだってあります。どういうデメリットがあるでしょうか?
春に運動会をするのは準備不足になりがち
春はクラス替えがあったり、色々な測定などがあって意外と忙しかったりします。そんな中運動会の練習は準備不足になりがちです。
その為、春に行う運動会の方がプログラム的に易しい催しをすることが多いと言われています。徒競走とかそういうのはあまり時間が必要ではありませんが、学年単位で行う踊りなどのプログラムは前もって準備をする必要がありますよね?
時間がない為にあまり難しいのをやらずに簡単なプログラムにしてしまいがちで運動会があまり映えないというデメリットがあります。
クラス替えの後で上手く準備が進まない
クラス替えの後などで、まだ馴染めていない子供たち。そんな中運動会の練習を春に行うというのは円滑に進まない可能性があります。
しかし、同じ物事を一緒に取り組む事で友情を深めるという面では春に運動会を行うとクラスの仲が上手く溶けこむという可能性もあったりするので、一長一短ですね。
まとめ
運動会の日程を春にする一番の理由は熱中症対策だと思います。大事な子供を預かる中で一番気をつけなければいけないことは健康に悪影響を及ぼしかねない可能性を除去することだと思います。
そういう理由で最近の運動会の日程は春に行う事が多いということがわかりました。しかしそれによってプログラムが簡単になったり、本格的な運動会という面では秋にするよりも出来ないのが現状のようです。
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