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さつまいもの品種一覧!甘くて美味しい種類を探せ!

さつまいもの画像

さつまいもには様々な品種がありますが、様々な特徴を持っています。しかしどの種類が一番美味しいかとは一概には言えません。まず、人によって好みが違いますよね?

「さつまいもはほくほくしているのが美味しい」
「さつまいもはねっとりしているのが美味しい」

という2人がいたら、この2人が好きな品種は間違いなく違うでしょう。

後は食べ方によって美味しい品種が違うことにも注目したいですね。焼き芋や蒸し芋にする時と、干し芋やスイートポテトなどのお菓子に使うときなどの用途によって適した種類もあると思います。

今回はさつまいもの品種に関して細かく記事にしていきたいと思っています。

▶ 皮が白いさつまいものが存在することを知っていますか?

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さつまいもの品種の生産量ランキングは?

悩む女性

たくさんの品種があるさつまいもでどの種類が一番多く作られているのか?定番の品種が気になりましたので表にしてみました。

品種毎の作地面積ランキング
  1. 紅あずま   :9317ha(24%)
  2. コガネセンガン:8018ha(20.6%)
  3. 高系14号   :5306ha(13.6%)
  4. シロユタカ  :4607ha(11.8%)
  5. タマユタカ  :926ha(2.4%)

※ベニサツマ、 土佐紅、 紅高系、 鳴門金時は高系14号に含めています

紅あずまと高系14号が焼き芋や蒸し芋で食べられている品種です。2位のコガネセンガンは焼酎用ですね。5年前とかのデータだともっと作地面積は少なかったのですが、焼酎ブーム以後どんどん増えていっているようです。

さつまいもの品種ごとの特徴

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紅あずま

紅あずまは「関東859」と「コガネセンガン」を交配して1985年に品種登録されたさつまいもです。さつまいもの作地面積の24%はこの紅あずまを作っているわけですから、日本一多く生産されているさつまいもと言えるでしょう。

ちなみに焼きいもや蒸し芋用のさつまいもといえば、東は紅あずま、西は高系14号と言われるぐらい人気だったりします。

特徴は、皮の色が少し紫気味の濃い赤色で、実が黄色くあまり繊維質が少ないみたいですね。味の特徴はホクホクとねっとりのバランスが中間に属するタイプのさつまいもで万人受けを狙っているタイプですね。

収穫時期は9月上旬から11月中旬ですが、採れたてが美味しいというとそういうわけでもなく、2ヶ月程度貯蔵した方がでんぷんが糖質に変わり甘味が増すので食べごろは12月~2月という寒い時期だったりします。

寒い冬に焼き芋屋さんが出まわるのはそういう所が原因でしょう。ただ、紅あずまはさつまいものなかでは貯蔵性は良くないので、旬を過ぎると市場にはあまり出回らないようです。

コガネセンガン

コガネセンガンは漢字で黄金千貫と書きます。最近は芋焼酎の需要から作地面積が拡大していて、気がつけば品種第二位にランキングに入るぐらいの生産量を誇っています。

チモール島の品種1/4、日本在来の品種1/4、アメリカの品種1/2が含まれる品種で、名称の由来は「黄金色の芋がざくざく」と言う意味でつけられたそうです。

1966年に品種登録されている結構古めの品種ですね。今一番多く生産されている紅あずまもコガネセンガンが混じっています。

コガネセンガンは生鮮品として食べられることは少なく主に焼酎の原料として使われていることがほとんどです。鹿児島県では焼酎原料用の奨励品種と指定されているほど焼酎に合うさつまいもみたいですね。

何故焼酎に合うかというと、適度な糖度とデンプン含有量、そして他の品種に比べて香り高いのがとてもピッタリだからという理由でしょう。

しかし焼きいもとして食すには甘味がやや足りず、ホクホク感もネットリ感ももの足りないためにあまり好まれていないようです。ただ、お菓子などに加工して使う分には適していると思われます。

高系14号

西の方では焼きいも、蒸し芋用の品種といえばこの高系14号と言われるぐらい有名で、生産量第3位を誇る人気な種類といえるでしょう。

1945年に高知県で早掘り用の品種として品種登録された種類で、おそらく戦後の食糧難を助けたさつまいもだと思います。

この高系14号はどんどん品種改良をされてオリジナルの品種がどんどん流通しています。「鳴門金時」「五郎島金時」「宮崎紅」「べにさつま」「土佐紅」「大栄愛娘」などがあげられます。

高系14号は早堀りと肥大性、そして貯蔵性が特に高い特徴があります。米が不足していた昔は芋が主食という時代もありましたから、こういう品種のさつまいもは好まれたことでしょう。

味の特徴としてはねっとりではなくホクホクタイプのさつまいもです。糖度はとても高いのですが、収穫してすぐよりも十分に寝かせる必要があるので、採れたての高系14号はさほど美味しいとは言えないようです。

収穫時期が9月上旬から11月中旬ぐらいなので、食べごろの旬は11月から2月あたりが美味しいさつまいもですね。

シロユタカ

さつまいもの品種で生産量第4位ですが、焼きいもや蒸し芋用として生産されているわけではなく、でんぷんの原料として主につくられているのがこのシロユタカという品種です。

さつまいもといえば皮は紫や濃い赤色を想像すると思うのですが、シロユタカは白い皮だったりします。結構珍しいタイプのさつまいもですね。

でも全然市場に出回っていることを見たことがありません。何故なら焼きいも用に適していない味の特徴が原因だと思われます。ホクホク感はあるのですが、全然甘くないのが原因ですね。(意識するとちょっとだけ甘味を感じる程度らしい)そして喉に詰まりやすいぐらいパサパサ感が強いようです。

玉豊(タマユタカ)

干し芋の名産地茨城県産の干し芋のほとんどはこの玉豊を使って作っていると言われています。ちなみ干し芋の90%は茨城県で作られています。

干し芋になぜ玉豊が合うかというと、どのさつまいもの品種よりも干すと甘みが凝縮するためだと言われています。

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最近注目されている美味しいさつまいもの品種は?

考える女性

生産量が多ければそれが美味しいさつまいもか?と言われたらそれは正解ではありません。作物が育ちやすい、たくさん取れる、手間がかからないなどの理由も含まれているからです。

では純粋に美味しいさつまいもって上記にあげた品種以外になにがあるのでしょうか?調べてみました。

紅こがね

品種は実は紅あずまです。紅あずまの品種の中でも優良なもをを選んで育成された品種で1984年に他の産地のものと区別する為にブランド化されています。

JAなめがたから出荷されたさつまいも以外はこの品種名を使うことができないため、紅あずまの中でも美味しい品種の一つと思っておけばいいでしょう。

味の特徴はホクホクタイプだけれども、口があまりぱさつかないで甘味がとても自然なのが特徴です。最近の焼きいものトレンドは蜜芋タイプなのですが、コレは自然な甘さタイプのさつまいもです。

鳴門金時

高系14号をさらに美味しく品種改良したさつまいもを鳴門金時と呼びます。

主に鳴門近辺で栽培されていて、この地の特徴である、雨が少なく温暖で海の成分をたくさん含んだ砂地がさつまいもの栽培にとても適しているため美味しくできると言われています。

この鳴門金時にはブランドがあり、松茂町で栽培されている「松茂美人」、川内町で栽培されている「甘姫」などが有名です。

味の特徴はホクホクとした甘いタイプのさつまいもですね。今のトレンドである蜜芋タイプではありませんが、昔ながらの焼きいもが食べたい方はこういうタイプを選びましょう。

安納芋

安納芋は種子島の特産として有名なさつまいもの品種です。

特徴は糖度がとにかく高く、ナマの状態で16度、じっくり時間をかけて焼くと40度にもなる事から甘い焼き芋が好物な人から絶大な人気を誇る品種です。

そしてネットリ系の甘さで最近のトレンドのさつまいもの品種と言えるでしょう。かぼちゃのようなさつまいもと言われることもあります。

ちなみに人気の安納芋ですが、ブランド化されていて「安納紅」「安納こがね」「灯籠蜜いも」「フルーツこがね」も安納芋の一種と考えて良いと思います。

是非甘くてねっとりしたさつまいもが好物の方はこれらの名前のさつまいもが売っていたら食べてみてください。甘さが段違いで違います。

紅はるか

紅はるかは九州121号をベースに皮の色や食味が優れる「春こがね」を交配させて品種改良されたさつまいもで、2010年に品種登録された新品種です。

紅はるかは他のさつまいもよりも「はるか」に甘いさつまいもというコンセプトで名づけられたそうです。実際さつまいもで甘いとされる安納と比較されるぐらい甘いようです。

そしてとにかく最近の甘いさつまいもに多いねっとり系ではなくて昔ながらのホクホク系なのも特徴です。

紅まさり

紅まさりは別名「かんしょ農林55号」と言います。九州の農研機構が「九州104号」と「九系87010-21」を交配して品種改良して2001年に品種登録した種類だそうです。

味は高系14号よりも甘く、ねっとり系に近いしっとりとした感じが特徴です。

シルクスイート

シルクスイートは「春こがね」と「紅まさり」を交配させた2012年に登録された新品種です。

シルクスイートはとてもおもしろい特徴を持っていて、採れたてで焼くとホクホク系の甘い焼きいもなのですが、、十分に貯蔵したものを焼くとネットリ系の甘い焼きいもに変わる事です。

甘さが下品ではなくとても上品で舌触りもとても良いことから最近人気急上昇の品種だそうです。

クイックスイート

「紅あずま」と「九州30号」を交配させて2005年に品種登録された新しめのさつまいもの種類です。クイックスイートの特徴はなによりも「電子レンジで石焼きいもが作れる」と言われていることだと思います。

どうしてそうなるかというと、さつまいもは70℃ぐらいででんぷんが糊化するのですが、クリックスイートは50℃で糊化刷るため、麦芽糖が生成される時間がながくなり電子レンジの加熱でも甘くなるという仕組みだそうです。

電子レンジで石焼きいもが食べられるというコンセプトはとても伝わりやすいので今後どんどん人気が出てくる品種だと思います。

私が好きなさつまいもの特徴は?

1を示す手

私はさつまいもは甘くてホクホクしているタイプを好みます。

なので、最近流行しがちな、ねっとり系よりもホクホク系を選ぶ傾向があるので「鳴門金時」「紅はるか」「紅こがね」が好きですね。

下のリンクは紅はるかの楽天ショップのリンクとなっています。安納芋と引けをとらない甘さをもちつつ、昔ながらのホクホク感を味わえるさつまいもですのでオススメです。

 

逆にねっとりした焼きいもが好きなら「安納」「紅まさり」「クイックスイート」などを選ぶと満足すると思います。下のリンクの安納芋は楽天で人気のさつまいもなので是非確認してみてください。

▶ 紅芋と紫芋の違いってわかりますか?

まとめ

以上でさつまいもの種類に関する記事を終わりにしたいと思います。好きな品種を知るにはまず、自分がどういうさつまいもが好きかということを理解するとよいと思います。

甘さ控えめホクホクタイプなのか?甘さが強くてネットリタイプなのか?まずはそこから見極めましょう。

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