そばで有名な長野県だけでなく、全国各地で多くのそば屋が展開されています。そんなそば屋で必ず提供されるのがそば湯。
そばの香りが凝縮されている上、あらゆる栄養が含まれており、必ず飲むなんて方もいらっしゃいます。そんなそば湯に塩分が含まれているのではという事を聞いた事はありますか。
今回はそば湯に塩分が本当含まれているのか?そして飲む時の注意点をご紹介します。
そば湯に塩分が含まれているっていうのは本当?
そば湯に塩分が含まれているなんて事はほとんどの方が知らないと思われます。そもそもそばは、そば粉と水、もしくはそば粉と小麦粉と水だけで作られています。
使われている材料を観ても塩は含まれていませんし、茹でる時もスパゲッティの様に茹で汁に塩を入れる事が無いので不思議に感じてしまいますよね。
ではなぜ、そば湯に塩分が含まれていると言われているのか解らなくなってしまいます。
生麺には塩分が含まれていなくて乾麺には塩分が含まれている
生麺であるそばに塩が使われる事はありませんが、乾麵となっているそばは実は塩が使われているのです。乾麵にするとコシが無くなってしまうのです。
その為、茹でるとプツッと切れてしまいます。しかし生地を作る際に塩を入れる事で、コシが強くなり乾麵にしても切れる事がないそばを作る事が出来るのです。
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そば屋のそば湯を飲めばその店の味がわかる?
そば湯を飲む事でお店の味が分かると耳にしますよね。これは生麺を使っているのかもしくは乾麵を使っているのかという所になります。
そばをお店で仕込んでいるとそば本来の風味を楽しむ事が出来ますし、何よりお店で生地も仕込むお店はそばに対して志しがありますよね。
乾麵を使うと生地の仕込みが無く、茹でるだけで良いので楽になる事が出来ます。しかし「お客さんに美味しいそばを提供したい」という熱意は感じられませんよね。
生麺を使っているお店のそば湯は塩分が溶けていないので、しょっぱさを感じる事がありません。しかし乾麵を使っているお店はそば湯に塩分が溶け出しており、飲むとしょっぱさが感じられます。
そばつゆと割って飲む場合は塩分に注意!
そば湯を飲む時には「塩分に注意が必要」と耳にしますが、これは乾麵に含まれている塩分量よりも、そばつゆと割って飲む事が最も注意が必要とされているのです。
そば湯を飲む時に、そば湯をストレートではなくそばつゆと割って飲む方がいらっしゃいます。そばつゆにはたっぷりの醤油が使われており、そばつゆの量が多くなる程、塩分の摂取過多に繋がってしまいます。
そばつゆを多く入れてそば湯を飲むと、高血圧や脳梗塞といった病気の原因となる恐れがあります。そばつゆで割る事で美味しく味わえるそば湯ですが、割る量には十分な注意が必要となります。
あとがき
乾麵のそばには塩が使われている事で、そば湯にもほんのりとした塩気を感じる事が出来ます。
しかし乾麵に含まれている塩分よりもそばつゆに含まれている塩分量が多くなっている事で、そば湯を飲む時にそばつゆで割られている方は注意が必要となってくるのです。
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