強い酸味と芳醇で爽やかな香りで、さまざまな料理で活用されているすだち。そんなすだちは搾り汁だけでなく皮や種も食べられるのか気になってしまいますよね。
今回はすだちの皮や種は食べる事ができるのか?そして農薬は付着していないのかという事に着目してみたいと思います。
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すだちの皮は食べられるの?どうやって食べるといいの?
すだちの搾り汁は程良い酸味と豊かな香りが魅力となっていますが、特に香りを楽しめる部分が皮ですよね。
でも皮を捨てている方って多いですよね。実はすだちの皮も食べる事ができるのです。
まずは摩り下ろしです。すだちの皮を擦りおろし器で摩り下ろすと細かい粒になります。この粒はサラダやちらし寿司のトッピングは勿論。お菓子やパンの材料にピッタリです。
また緑色となっている部分だけを剥くとさまざまな活用法があります。
きゅうりや白菜と一緒にすだちの皮を袋に入れ、塩や漬物の素をいれるだけで、すだちの香りが堪らない漬物の完成。
さらにすだちの皮を焼酎や炭酸水に入れるだけで、さっぱりとしたすだちのお酒やジュースにする事ができます。
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皮に農薬ってついていないか心配?どうやって残留農薬を落とせばいいの?
すだちの皮はさまざまな料理やとピングとして活用する事ができますが、気に掛かるのは「残留農薬」ですよね。
すだちだけでなく多くの柑橘類の皮に農薬が残っているのでは心配になってしまいます。そこで残留農薬を落とす方法をご紹介します。
塩で洗う
果物を丸ごと塩で洗った事がある方は多いと思われます。これは果物に含まれている水分が塩で洗う事によって排出されます。
この水分が排出される時に、表面に付着している残留農薬も水分と一緒に排出される事で大きな効果があります。
酢水に浸す
水に酢を入れその中にすだちを入れると皮に付着している残留農薬を排出させる事ができます。浸した後に流水で洗うだけで、皮を食べる事ができます。
洗剤で洗う
「ママレモン」を始め、食器洗剤の中には果物や野菜を洗う事が可能な洗剤があります。農薬だけでなく雑菌も洗う事ができ、食中毒の予防にも繋がります。
洗剤のラベルに「果物・野菜用」と記載されている洗剤であれば対応できます。洗った後は流水でしっかりと洗う事が大切です。
重曹で洗う
重曹は料理や洗濯とあらゆるシーンで活用できることもあり、たいていどの家庭でも置いてありますよね。
水に重曹を入れ、3分程すだちを浸すと残留農薬を落とす事ができます。あまり長い時間浸してしまうと、すだちの風味が損なわれるので、注意が必要です。
最後に流水でしっかりと洗う事で、皮も食べる事ができます。
茹でる
沸騰したお湯に15秒程すだちを入れると残留農薬を落とす事ができます。
すだちに限らず、どの果物や野菜でも行えますが、生食で食べる場合には茹で時間に注意が必要となります。
すだちの種って食べられるの?使いみちはあるの?
すだちは皮を食べる事ができますが「種も食べられるの?」と感じてしまいますよね。すだちの種は食べる事はできません。
種を食べる方法についてはサイトを検索しても該当する事がありません。
でも種の活用方法もあるのです。それは「化粧水」です。そこですだちの種を使用した化粧水の作り方をご紹介します。
- 種をしっかりと洗いヌメりを取る
- 焼酎や日本酒に浸す
- 1週間程放置すると完成。
そのまま使用する事もできますが、水で希釈しても大丈夫です。またアルコール成分が肌に合わない場合は電子レンジにてアルコール成分を飛ばすとよいですね。
あとがき
すだちは皮を食べる事ができますが、残留農薬が気になる方も多くいらっしゃいます。
残留農薬を落とす寳保不は沢山あるので、すだちの皮をさまざまな事に活用してみたいですよね。
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