ねぎまや鍋料理に欠かせない食材となっているねぎ。
加熱すると甘みがあり、生で食べるとほんのりとした辛味があり、さまざまな料理で親しまれています。
さて、ネギにも多くの品種がある事をご存知ですか。その中の一つ「観音ねぎ」も多くのファンがいる人気種となっています。
そこで今回は【観音ねぎの特徴と旬の時期とは?】【観音ねぎのオススメな食べ方とは?】についてご紹介致します。
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観音ネギとは?
観音ねぎは、広島県広島市観音地区で明治期より栽培が行われている葉ねぎです。
観音ねぎの歴史は明治初期に京都を代表するねぎ「九条ねぎ」の種子を観音地区で栽培した事から始まった品種です。
観音ねぎは、葉ねぎと白ねぎの中間種となっていますが、葉の部分が多い品種です。
その為、出荷すると傷みや萎れが生じてしまう事で、流通に不向きな品種となっており、現在ではほとんど栽培が行われていません。
しかし、他の葉ねぎよりも白い部分が太い事や、甘味がある事、緑色はねぎ特有の香りが強いという特徴を持ち合わせており、地元の方から親しまれています。
また、観音ねぎは白い部分が藁で縛られた状態で流通されています。
味の特徴と普通の白ねぎに比べてどう違う?栄養価は?
観音ねぎは、白ねぎよりも白い部分が少なく緑色の部分が多い品種です。とても柔らかく、甘味を楽しめる品種となっています。
観音ねぎは、緑色の部分が多い品種となっており、ビタミンAやビタミンC、カロテンといった成分がたっぷりと含まれ、美容や健康面に優れた食材となっています。
旬の時期は?
観音ねぎは、6~1月頃にかけて収穫が行われています。
10~1月頃に収獲される観音ねぎは、寒さで甘味が凝縮されており、口いっぱいにねぎの甘味を感じる事ができます。
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オススメの食べ方は?
観音ねぎは、白い部分を薬味として食べると、ほんのりとした辛味を感じる事ができます。
しかし、観音ねぎは緑色の部分がほとんどとなっています。
この部分を美味しい味わう方法として、お好み焼きやねぎ焼きで食べると美味しく味わう事ができます。
さらに餃子の具やすき焼きの材料にもおススメとなっています。
観音ねぎはあまりスーパーに出回っていない?
観音ねぎは観音地区で100年もの歴史を持つねぎとなっています。しかし、現在では生産者がほとんどおらず全国流通もほとんど行われていません。
そこで、観音地区では廃れさせてはいけない食材として、地元小学校等で観音ねぎの素晴らしさを伝えています。
毎年、観音小学校では地域の方と観音ねぎをたっぷりと使ったピザやお好み焼きを作り、楽しみながら観音ねぎの魅力を教えてもらっているのです。
あとがき
観音ねぎは、広島で古くから親しまれてきた野菜の一つとなっています。
特に広島風お好み焼きとの相性は抜群で、ネギ本来の甘味や香り、ほんのりとした辛味が食欲をそそる品種となっています。
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