長ねぎの種類は凄くたくさんある?たくさんの品種を探してみました!

深谷ねぎ

ねぎは日本を代表する食材でもあり、料理の定番ともなっていますよね。

蕎麦や冷ややっこを始め薬味としては勿論、加熱するとトロリとした甘みがあり、生食とは異なる味わいを楽しむ事ができます。

さて、長ねぎと一口に言っても実は沢山の種類があるのです。

そこで今回は【長ねぎの種類ってどれくらいあるの?】についてご紹介致します。

白い部分を食べるねぎの種類は?

下仁田ネギ

千切りにしたり、大きめにカットして焼き鳥や鍋の材料としてねぎの白い部分を食べますよね。

そんな白い部分を食べるねぎには多くの種類があります。

深谷ねぎ

深谷ねぎは、埼玉県深谷市で栽培されているねぎの総称です。

深谷市のねぎ生産量は国内一となっており、一般的に流通されているねぎの多くが深谷市産とも言えます。

深谷ねぎは、ねぎの中でも糖度が高い特徴があります。深谷ねぎの糖度は10~15度と非常に高く、果物のような甘味を楽しむ事ができます。

この深谷ねぎ自体の甘味を活かし、すき焼きを作る際には砂糖を使用せず、ねぎ本来が持っている甘味だけで調整される事もあります。

また深谷市では、深谷ねぎが主役となる「深谷ねぎまつり」が毎年開催されており、地元の方だけでなく全国各地から多くの方が訪れているのです。

▶ 深谷ねぎの特徴と旬の時期は?オススメの食べ方ってあるの?

下仁田ねぎ

下仁田ねぎは、群馬県甘楽郡下仁田町近隣で栽培されているねぎです。江戸の大名もその美味しさに絶賛した事で「殿様ねぎ」とも呼ばれています。

栽培されてから200年程経った今でも高い人気を誇る品種です。白い部分は5㎝程の太さがあり、肉厚な果肉を楽しむ事ができます。

しかし、辛味成分が一般的な白ねぎの3倍も強いので蕎麦や冷ややっこの薬味として食べると、辛みが感じやすくなっています。

加熱する事で、この辛味成分が甘味へと変化するので、鍋料理やねぎまといった料理として食べると美味しく味わう事ができます。

青い部分も刻んで餃子の具にすると美味しく食べる事ができます。

また下仁田地区では、11月末頃に下仁田ねぎが主役となる「下仁田ねぎまつり」が毎年開催されています。

下仁田ねぎの美味しさを多くの方に知って頂けるグルメが盛りだくさんとなっており、多くの方で賑わいを魅せています。

▶ 下仁田ねぎの食べ方は?青い部分はどう活用する?

千住葱

千住ねぎは、東京都足立区を中心に栽培されていたねぎで、千住河原付近の市場で販売されていたねぎの総称となっています。

明治中期から盛んに栽培されていましたが、第二次大戦以降は栽培数が激減し、ほとんど観かける事ができなくなったねぎです。

しかし「江戸東京野菜」の一つに認定され、現在でも僅かながら栽培が行われています。

栽培時に成長したところに土を被せていく土寄せという方法で栽培される事で手間暇が掛かる事も栽培数激減の原因となりますが、この栽培方法が甘味の秘訣ともなっています。

千住ねぎは、加熱しても煮崩れし難い品種となっています。

さらに千住ねぎが原材料となっている焼酎「やっちゃ場」が2014年から販売されており、千住ねぎの旨味や香りを楽しめるとして、お酒好きから密かな人気となっているのです。

矢切ねぎ

矢切りねぎは、千葉県松戸市の特産品となっているねぎです。明治初期から栽培が行われ、太く濃厚な甘味を楽しめる品種となっています。

そのままでも甘味がありますが、加熱するとより甘味が凝縮され高級料亭でも重宝されているねぎです。

価格も白ねぎよりも高価となっており、スーパーや青果店でも観かける事がほとんどない希少性の高い品種となっています。

11~3月頃に収獲され、甘味が凝縮されており、贈答用としても喜ばれる高級ねぎです。

下植木ねぎ

下植木ねぎは、群馬県伊勢崎市下植木地区で栽培されているねぎです。

江戸時代から栽培されており、200年以上の間親しまれたねぎで「伝統野菜」としても認定されています。

白い部分は太く甘みが凝縮されています。

生産量が少なく、高級料亭で重宝されたりお歳暮や贈答用として人気が高いねぎです。

12~1月が収穫時期となっており、寒い環境の中で甘味が蓄えられた品種となっています。

株ネギ

株ねぎは、神奈川県相模原市で栽培されているねぎです。

明治期や大正期には栽培が行われており、東北地方から伝えられた品種とも言われています。

株ねぎは、分けつ性が高く1株で10~20本に分けつする事で「株ねぎ」と呼ばれています。

肉質はとても柔らかくねぎ特有の辛みがほとんど無いので、生食でも美味しく味わう事ができます。

徳田ねぎ

徳田ねぎは、岐阜県羽島郡岐南町徳田で栽培されているねぎです。

江戸末期に尾張で栽培されていたねぎの種子を岐南町で栽培した事で誕生し、徳田地区の特産品ともなっています。

「土寄せ」という栽培方法で成長した部分に土を掛けた栽培が行われ、手間暇が掛かる事で生産者が少なく流通量も減少しているねぎですが、「飛騨・美濃伝統野菜」に認定され人気度も知名度も高まっています。

さらに徳田ねぎをモチーフにした「ねぎっちょ」は岐阜県民から愛されるゆるキャラとなっています。

▶ 徳田ねぎの特徴と旬の時期はどんな食べ方がオススメ?

越津ねぎ

越津ねぎは、愛知県津島市越津町近隣で江戸中期から栽培されているねぎです。

徳川三代目将軍家光公にも献上されるほど、旨味と甘味が凝縮されたねぎとなっていますが、現在は生産量がごく僅かとなっています。

しかし「あいち伝統野菜」として認定され、地元の方だけでなく多くのファンがいるねぎです。

シャキシャキとした食感と、ほんのりとした辛味、そして加熱すると甘みが存分に味わえる品種となっています。

▶ 越津ねぎの特徴と旬の時期は?どんな食べ方がオススメ?

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曲がりねぎと呼ばれる種類

ポイント

ねぎには「曲がりねぎ」と呼ばれる種類もあります。

▶ 横沢曲がりねぎの特徴と旬の時期はどんな食べ方がオススメ?
▶ 仙台曲がりねぎの特徴と旬の時期はどんな食べ方がオススメ?

ポロネギ

ポロネギは、地中海沿岸が原産と言われていますが、古代エジプトで既に栽培されていたとも言われています。

ヨーロッパではポピュラーなねぎとなっていますが、明治期に日本に導入された頃は全く普及しませんでした。

日本では数多くのねぎが流通している事や香りが日本のねぎのように強くない事が原因の一つとなっています。

しかし、現在ではイタリアンやフレンチを始めとするレストランが展開されている事で、日本人にとっても認知度が高まっています。

さまざまな料理で味わう事ができますが、スーパーではなかなか観かける事ができないので、ネット通販で購入すると良いですね。

▶ ポロネギの特徴と旬の時期はどんな食べ方がオススメ?

青い部分を食べるねぎ(葉ネギ)の種類は?

谷田部ねぎ

出典:https://ameblo.jp/mamapre/entry-12124885015.html

ねぎと言えば白い部分を食べる事が多いと思いますが、緑色の葉っぱの部分を食べる事が多い葉ねぎにも沢山の種類があります。

九条ねぎ

九条ねぎは、京都が主な産地となっている伝統野菜です。「京野菜」と呼ばれる物は沢山ありますが、九条ネギもその一つです。

九条ねぎは、難波に自生していたねぎの原産が改良された事で誕生したのではと言われています。

九条ネギには、浅黄色でやや細い物と色が濃く太いねぎがあります。

シャキシャキとした食感とねぎ本来の香りが強く、ラーメンのトッピングやねぎ焼きを始め、さまざまな料理で味わう事ができます。

岩津ねぎ

岩津ねぎは、、兵庫県朝来市特産のねぎで下仁田ネギ、博多万能ねぎと日本三大ねぎの一つとされています。

甘みがあり、肉質はとても柔らかく、白い部分だけでなく緑色の部分まで食べる事ができる品種です。

岩津ねぎが出荷されるには厳しい基準があり、「葉数2枚以上」「葉長1枚15 cm以上」「全長70 cm以上」の物だけが岩津ねぎとして流通されるのです。

谷田部ねぎ

谷田部ねぎは、福井県小浜市口名田地区谷田部集落で栽培されているねぎです。

中国から伝えられたという説もありますが、九条ネギに似ている事で九条ネギの系統ではという説もあります。

国が定めている「地理的表示(GI)」にも認定され「福井百歳やさい」として高い注目を浴びています。

谷田部ねぎは曲がりねぎですが、この曲がりが甘味が凝縮されている秘訣でもあるのです。

▶ 谷田部ねぎの特徴と旬の時期はどんな食べ方がオススメ?

観音ねぎ

観音ねぎは、広島県広島市観音地区で栽培されているねぎです。

明治期から栽培が行われていますが、京都の九条ねぎ」の種子を観音地区で栽培した事から始まった品種です。

甘みと香りが強く、お好み焼きなどで食べるのがおススメとなります。

▶ 観音ネギの特徴と旬の時期はどんな食べ方がオススメ?

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ポイント

冷ややっこを始め、多くの料理の薬味として欠かせないワケネギや小ねぎも葉ねぎに分類されています。

わけねぎは、九条ネギに似ており、ねぎ特有の香りが強くありません。主に関東地方で栽培が行われています。

小ねぎは、一般的に「万能ねぎ」と呼ばれているねぎです。

しかし「万能ねぎ」は商標登録された、博多万能ねぎを指しており、その他は小ねぎと呼ばれています。

▶ あさつきと万能ねぎとわけぎの違いと見分け方は?

あとがき

ねぎにもさまざまな種類があり、異なる魅力が満載となっているのです。

生産数が減少し、なかなか観かける事ができないねぎもありますが、食べ比べをし、味や香り、そしてどんな料理に合うのかを試してみるのも楽しみとなりますね。

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