白菜って生で食べられるの？生食だと体に害があったりする？

漬物や鍋料理、炒めものとあらゆるジャンルで食べられている白菜。日本人の食生活に欠かす事ができない食材の一つともなっていますよね。

さて、白菜はさまざまな料理で食べられていますが「生で食べる事ができるの？」と感じた方もいらっしゃいますよね。

そこで今回は【白菜は生で食べられるのか？】【白菜を生で食べると体に害があるのか？】についてご紹介致します。

皆さんは白菜をどのようにたべていらっしゃいますか。多くの方が鍋や炒め物といった加熱料理で食べる事が多いと思われます。

白菜って加熱すると、トロりとしながらもシャキシャキ感があり、どんな味付けでも美味しく味わう事が出来る食材ですよね。

そもそも、白菜自体を加熱調理で食べる事が当たり前となっており、加熱しない料理は漬物位ですよね。そんな白菜を生で食べる事ができるのか気になりますよね。

実は【白菜は生で食べる事ができます】寧ろ、白菜は生で食べた方が美味しく味わう事ができます。

生だとシャキシャキ感をより楽しめるうえ、白菜本来の甘味を存分に味わう事ができます。特に冬の寒い時期の中で栽培された白菜は甘味が増しており「果物のような甘さ」が楽しめます。

また生の状態と加熱した場合の栄養価の違いが気になりますよね。白菜には沢山のビタミンCが含まれています。

ビタミンCは加熱調理すると、含有量が減少してしまいますが、生だとしっかりと摂取する事ができます。

ビタミンCには免疫力を高める効果や美肌効果を維持する働きがあるので、しっかりと摂取したい成分ですね。

白菜は生で食べると、美味しさだけでなく栄養もしっかりと摂取する事ができます。しかし、白菜を生で食べると体に害は無いのか心配になりませんか。

実は、海外では白菜を生で食べた方が昏睡状態になったなんて話もあるのです。嘘のような話ですが、これは実際にあった話なのです。

アメリカ在中の８０代の中国人女性が、毎日1㎏程の生の白菜を数か月食べたところ、昏睡状態になってしまったという話です

実は生の白菜にはミロシナーゼという酵素が含まれており、ホルモンの濃度を低下させる働きがあるのです。

この症状は主に、甲状腺の症状を患っている方に観られますが、ミロシナーゼの過剰摂取により甲状腺の症状を患っていない方でも呼吸不全や昏睡といった症状が起こってしまうのです。

しかしこれは、白菜を生で毎日過剰摂取する事で起る可能性があるので、適量を食べる分には大きな心配は必要ありませんね。

白菜は生で美味しく食べる事ができるレシピが数多くあります。その中でも特に簡単なのが【白菜とかつお節のサラダ】。

白菜を適当な大きさにカットし、皿に盛り付けたらたっぷりのかつお節を乗せるだけ。

白菜のシャキシャキが存分に味わえますが、中でも芯の部分は半端ないシャキシャキ感と甘味を楽しむ事ができます。

醤油ベースや塩ベースとさまざまなドレッシングにもピッタリ合います。

白菜は生でも食べる事ができる食材だったなんて初めて知った方もいらっしゃいますよね。生で食べると、ビタミンCがたっぷりと摂取できちゃうのです。

白菜を生で食べると昏睡状態になったなんて話もありますが、過剰摂取によって起こり得る可能性があるだけです。

適量を食べる分には大きな心配は必要はないので、生食で美味しく味わってみては如何でしょうか。