みなさん、セロリと似た野菜があるのをご存知ですか?ヨーロッパで人気のルバーブとフェンネルという野菜です。
どちらもあまりスーパーで見かける野菜ではありませんが、知っておくと料理の腕が上がるかもしれませんよ。
今回はあまり日本に馴染みのない2つの野菜について紹介したいと思います。
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セロリと見た目はそっくり?ルバーブとは?
味はセロリとどう違う?
ルバーブとは、ダテ科ダイオウ属の植物で、イギリスなどのヨーロッパ、アメリカで栽培されている野菜です。ヨーロッパやアメリカではスーパーでよく売られているメジャーな野菜です。
赤い葉柄と大きな緑の葉っぱが特徴的です。緑の葉柄のルバーブもあります。葉柄の部分とセロリの茎の部分が似ています。
セロリと違い葉っぱには毒性があるので、食用になっているのは、葉柄の部分だけです。
強い酸味と渋みがあるのが特徴です。味わいはセロリと全く違うのですが、シャキシャキとした食感が似ています。
しかしルバーブは酸味が強すぎるため、生で食べることはありません。また、熱っするとすぐにしんなりするので、炒め物などにもあまり向いていません。
ルバーブと言えば、砂糖と一緒に煮詰めてジャムにするのが定番レシピです。きれいな赤色のジャムになるので見栄えの良いスイーツに仕上げることができます。
酸味のあるルバーブジャムは、パンはもちろん、パイやタルトなど様々なお菓子と相性抜群です。ヨーロッパやアメリカではメジャーなジャムとして親しまれています。
日本でも一部のスーパーや通販などで購入することができるので、お菓子作りが好きな方は一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
ルバーブは野菜というよりも果物のようなユニークな食材ですね。
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見た目は違うけれど味はセロリに似ているフェンネルとは?
セロリと似ている野菜と言えば、フェンネルと答える方もいるかもしれません。また、フェンネルを知っている方は、お料理上級者の方かもしれませんね。
フェンネルとはセリ科ウイキョウ属の多年草です。日本では「ウイキョウ」と呼ばれています。種子、葉、茎、根元の部分まで食べ尽くすことができる魅力的な野菜です。
日本では、「フェンネルシ―ド」という種部分のスパイスが有名でしょう。
フェンネルの茎の部分はセロリのような筋があるのですが、ちょっとセロリの見た目とは違います。しかし、独特な味わいがと香りがセロリに似ています。
とても強い爽やかな香りがします。セロリと同じように好き嫌いが分かれる香りと言えます。セロリのように薄切りにしてスープなどに入れて香りを楽しむのが定番です。
料理にプラスすることでグッと味の印象が変わります。
ルバーブとフェンネルを使いこなす方法は?
セロリと似た野菜であるルバーブとフェンネルですが、近所のスーパーで見かける野菜ではないと思います。
しかし、このようなマイナーな野菜を使いこなすことで、マンネリメニューを変えることができます。料理のレベルをアップするでしょう。
ルバーブもフェンネルも、スーパーで丸ごとの状態で売られていることは少ないですが、別の形なら見つけることができます。
まずルバーブはジャムの状態で販売されていることがあります。パンのジャムとして、ケーキやマフィンなどのトッピングにも最適です。
イチゴジャムやブルーベリージャムに飽きたらぜひルバーブジャムを試してみてください。
フェンネルはフェンネルシ―ドが販売されています。瓶に入ったスパイスです。普通のスパイスやハーブのようにお肉料理や煮込み料理などに入れることで、いつもと変わった香りを味わうことができるでしょう。
あとがき
セロリが似ている野菜と言われるルバーブとフェンネルという野菜についてご紹介してきました。初めて聞いたという方もいるかもしれませんね。
ルバーブは見た目がセロリと似ています。フェンネルは味がセロリと似ています。スーパーなどでルバーブジャムやフェンネルシ―ドを見かけた時は、セロリと似ているということを思い出してみてくださいね。
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