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真っ白だと思って切った大根が青かったら驚きますよね。気持ち悪いと思ってすぐに捨ててしまう方もいるかもしれません。
どうして、真っ白なはずの大根が青くなるのか不思議ですよね。その原因を知って正しく対処してきましょう。
ユミ
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大根が青いと感じる主な原因は青あざ症！
青あざ症になってしまう原因は？
大根が青くなる場合は、外側ではなく内側が青くなっているのです。
だから、切ってみるまでわからないということです。輪切りにすると中央部分からぼんやり青くなっています。透明に近い薄い青色のものから、黒に近い青まで様々です。
青色の大根を見たら、多くの方が大根にカビが生えたと思うでしょう。しかし、これはカビではありません。
農薬などによるものでも、大根の病気でもありません。大根の生理現象の1つである「青あざ症」という状態なのです。
青あざ症は、大根が成長する時にホウ素という元素が不足し、気温が25℃以上の環境になると青く変色するとされています。夏の時期に青い大根が多いのはこの気温が関係しているのですね。
また、大根の色素であるアントシアニンという物質が原因で青色に変色するという説もあります。
食べても大丈夫なの？
大根が青くなる理由はいくつかあるのですが、いずれにしてもカビや病気が原因ではありません。青色を見ると驚いてしまいますが、特に人体に悪い影響を与えるものではありません。
安心して食べることができるでしょう。青色が薄い場合には、あまり気にせずにいつも通りの料理に使っても問題ないですね。
味は落ちるの？
青あざ症の場合、食べても人体に悪い影響はないのですが、味は落ちてしまいます。
青色の度合いにもよるのですが、薄い青色であれば、それほど苦味が感じません。大根サラダや野菜スティックのようなものでなれば問題なく使うことができるでしょう。
しかし、濃い青色になっている場合には苦味が強く、固いこともあります。我慢できない苦味の場合には、無理をせずに処分してくださいね。
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青あざ症の大根を美味しく食べるコツは？
大根が青くなっていると、ちょっとびっくりしてしまいます。カビが生えているように見えるのでちょっと食欲が半減してしまうかもしれません。
青あざ症の大根に出会った時にぜひ試して頂きたいのが、大根おろしです。大根をすりおろすことで不思議と青色が薄れてくるのです。
きれいな色になった大根おろしはそのまま生で食べることもできますし、ラップに包んで冷凍保存しておくのも良いでしょう。
冷凍保存した大根おろしは、味噌汁にいれたり、おろし煮にしたり、鍋料理やスープ料理にも活用できるので便利です。
それ以外の食べ方としておすすめなのが、漬物にする方法です。浅漬けや白い状態のままの漬物ではなく、べっこう漬けやハリハリ漬け、たくあんなどの色のついた漬物です。
クチナシ色素などを使って黄色い美味しそうなたくあん漬けにすると良いでしょう。青色を気にせずに食べることができます。
しかし、青色が濃い場合には、加熱した料理に使いましょう。煮物やきんぴらなどにすると少し苦味がある場合でも気にならなくなるでしょう。
青あざ症の大根を見分けるコツは？
青あざ症の大根を買わないためには、どうすれば良いのでしょうか。青くなっている部分は大根の内側なので、スーパーで1本の状態で売っている大根から青色を確認することはできません。
青あざ症は暑さにより発生することが多いです。そのため、夏場に大根を買う時には、できるだけカットされた大根を買うのが賢明でしょう
。もしどうしても1本の状態で買いたい場合には、大根の葉っぱの部分をチェックしてみてください。新しい小さな葉っぱが出てきているものは避けた方が良いでしょう。
冬場の大根は比較的青あざ症の心配は少なくなりますが、葉の切り口にすが入っている大根は避けるようにしてください。
あとがき
大根は温度や湿度によって変色しやすい野菜です。腐っていたりカビていなくても、青色に変色することもよくあります。
大根の生理現象の1つである青あざ症という状態なのです。大根を切って青色を見つけた時には、慌てずに状態に合わせた料理に使ってみてくださいね。
ユミ
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