子供のころ、どんぐり拾いをしたことはありませんか?かわいい姿をしたどんぐりは子供を夢中にさせる魅力があります。
お子さんと一緒にどんぐり拾いを楽しんでいる方もいるでしょう。そんなどんぐり拾いをもっと楽しむために、どんぐり拾いの旬の時期や食べる方法までご紹介したいと思います。
どんぐりは食べられる?どんな味がするか調べました!Sponsored Link
どんぐり拾いの旬の時期っていつぐらいなの?
どんぐり拾いを楽しむためには、旬の時期を知っておくと良いでしょう。旬の時期にはたくさんのどんぐりを拾うことができます。
どんぐりとはブナ科の樹木の果実の総称です。約20種類のどんぐりが存在します。そのため、どんぐり種類によって旬の時期が少し時期が違うのです。
まず、あくがないとして有名な「スダジイ」という種類のどんぐりは、10月上旬~11月下が旬の時期です。
同じくあくがない「ツブラジイ」は9月下旬~10月下旬が旬の時期です。比較的あくが少ない「マテバシイ」は10月上旬~11月上旬が旬の時期です。
また、あくの強い「コナラ」「ミズナラ」は10月上旬~11月上旬、同じくあくの強い「クヌギ」は9月下旬~10月下旬が旬の時期となっています。
このように、どんぐりの旬の時期は種類によって違いはありますが、9月下旬~11月上旬の秋となっています。
さらに、その地域の気温によっても旬の時期は若干時期が変わってきます。
Sponsored Link
拾ったどんぐりはどうする?
煮沸消毒して遊ぶ
旬の時期に、お子さんとたくさんのどんぐりを拾うことができたら色々な方法で遊びましょう。どんぐり駒やどんぐりやじろべいなど、昔から親しまれてきたどんぐりのおもちゃは、今の子供たちにも大人気。
女の子は色を塗ったりデコったりして、アクセサリーにするのも良いですね。しかし、拾ったどんぐりをそのままおもちゃにして遊ぶのはおすすめしません。
どんぐりの中には虫が入っていることが多いからです。
どんぐりで遊ぶ前には、まずどんぐりの中に虫がいないことを確認してからにしましょう。
そのため、拾ったどんぐりは煮沸消毒をします
まず、ひびが入っていたり穴が開いているどんぐり、芽が出ているどんぐりは除きましょう。
きれいなどんぐりだけを選んだら、煮沸消毒をしていきます。
どんぐりが入る大きさの鍋で水を沸かし、沸騰したらどんぐりを入れます。
これでどんぐりの中に虫がいたら全滅させることができます。あまり長く煮沸すると皮が破けてしまうのでご注意ください。目安は10分程度です。
しっかり乾くまで乾燥させてからおもちゃに使うようにしましょう。
どんぐり粉にして縄文クッキーを作る
たくさんのどんぐりを拾うことができたら、どんぐり粉で作る「縄文クッキー」を作ってみてはいかがでしょうか。
あく抜きをして乾燥させたどんぐりをフードプロセッサーやブレンダーで撹拌します。粉状になったものが「どんぐり粉」です。
このどんぐり粉はクッキーだけでなく、パンケーキの粉に混ぜたりハンバーグのたねに混ぜるなど、様々な料理に活用することができます。
クッキーにする時には、普通のクッキーの材料を準備し、小麦粉の分量を変えるだけ。小麦粉:どんぐり粉を1:1の割合になるようにしてください。
あとは普通のクッキーと同じように焼いて作ることができます。
ちなみに「縄文クッキー」とは、縄文時代の遺跡からクッキー状態の食べ物が見つかったことから呼ばれるようになった名前です。
どんぐりの香ばしさを味わえる素朴で美味しいクッキーです。
まとめ
秋になると何気なく目にするどんぐり。子供にはどんぐり拾いは宝探しのように楽しいものです。
どんぐり拾いの旬の時期に合わせてたくさんのどんぐりを見つけてみてくださいね。集めたどんぐりは最高のおもちゃになります。
色々なおもちゃにアレンジして楽しむことができるでしょう。さらに、「縄文クッキー」というどんぐり粉で作るクッキー作りもおすすめです。
どんぐりのあく抜きの方法は?あくが強い種類はどう食べる? どんぐりと椎の実の違いと見分け方は?Sponsored Link
コメントを残す