子供が大好きなどんぐりは、実は食べることができます。
あく抜きなどの面倒な処置はありますが、ほんのり甘く香るどんぐりの味は最高です。
さらに、優れた栄養価やデトックス効果などの健康効果にも優れていることから、どんぐりを使った料理が注目されています。
ここではどんぐりが使われているという冷麺についてご紹介したいと思います。
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冷麺にどんぐりが使われているというのは本当なの?
私達がよく食べる冷麺には使われていない
焼肉屋さんの定番メニューである冷製の麺料理「冷麺」ですが、もともとは朝鮮半島で誕生しました。日本ではじめて冷麵が提供されたのは1939年とされています。
この時の冷麵は朝鮮半島式の冷麵だったのですが、その後日本人に味覚に合わせて改良されてきたのです。
そんな冷麺にどんぐりが使われているというのです。
しかし調べてみると普通の日本の焼肉屋さんで提供されている冷麺にどんぐりが使われていることはありません。
またスーパーなどで売られている市販の冷麺にもどんぐりは含まれていませんでした。普段私達がよく食べる冷麵にはどんぐりは使われていないのです。
韓国冷麺の一部に使われていることがある?
しかしもっと詳しく調べてみると、確かにある冷麵にはどんぐりが使われています。それは「韓国冷麵」であることがわかりました。
冷麵の麺はそば粉を主原料としており、小麦粉やデンプンがつなぎとして使われています。どんぐり入りの冷麵は、これらの通常の麺の材料にどんぐり粉が練り込まれているのです。
韓国の冷麵全てがどんぐりで作られているわけではあません。一部の冷麵にどんぐりが配合されていました。
ちなみに韓国ではどんぐりのことを「ととり」と言います。そのため、「ととり冷麵」として売られているものもありました。
韓国の飲食店でどんぐり粉入りの冷麵が提供されているのですが、日本でも通販でどんぐり粉入りの冷麵を手に入れることができるようです。
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どんぐり粉が入っている冷麺ってどんな味なの?
どんぐり粉入りの冷麵は、普通の冷麵の麺と違い茶色い色をしています。黒いこんにゃくのようなイメージです。
それでは、一体どんな味がするのでしょうか。
実は麺自体にどんぐりの味はあまりしません。ほんのり香ばしい香りがする程度です。どんぐり粉入りの麺の特徴は味ではなく食感にあるのです。
つるつるもちもちした弾力で糸こんにゃくに近いような食感があります。この独特の食感が美味しいと評判です。どんぐり粉を加えることで独特のコシが生まれるのです。
さらにどんぐり粉にはたくさんの健康効果が詰まっています。
どんぐりに含まれているアルニック酸には体内に溜まった重金属などの有害物質を浄化して排出してくれるデトックス効果があります。
悪玉コレステロールを減らしてくれると期待されている優れた脂肪酸も豊富に含まれているのです。
そして、高栄養で低カロリーの食品なのダイエットにも最適な麺と言われています。
朝鮮半島で昔から食べられている、どんぐりのデンプンで作られる「トトリムク」というゼリー状の食品があります。
もともとは食糧難時代に食べられていたものなのですが、最近は健康食品として注目されているのです。
麺類を食べたいけど、ダイエット中だから…という時には、健康効果が詰まって低カロリーのどんぐり粉入りの冷麵がおすすめですね。
まとめ
どんぐりが食べられると知り衝撃を受けたのですが、日本でも朝鮮半島でもどんぐりの栄養を活かして、食糧難を乗り越えてきた歴史がありました。
そして今、そのどんぐりの健康パワーが見直されているのです。どんぐり入りの冷麵は韓国ではヘルシーで健康的な麺として人気を集めています。
どんぐり粉が練り込まれた麺を使ったどんぐり冷麺は確かに存在しました。日本の焼肉屋さんにもどんぐり冷麺が広まってくるかもしれませんね。
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