ホタルが光ることは誰でも知っていると思います。しかし幼虫も光る事を知っている人は少ないのではないでしょうか?
今回はホタルの幼虫にスポットを当てて調べてみました。何故幼虫も光るのでしょうかね?
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ホタル種は幼虫は殆どの種が光るけれど成虫になると光らない種の方が多い!
日本に多く生息しているホタルといえばゲンジボタルとヘイケボタルですよね?その2種は光るホタルです。
そのせいで日本人はホタル=光る昆虫という認識が強くありますが、ホタルは光らない種のほうが多いようです。
ホタルの種の中で光るものの多くは夜行性の種のみ。昼行性のホタルは光りません。光らないホタルとか私達日本人では想像できないのですが、まあ昼に光っても気づかれにくいし光る意味が薄いから自然とそういう風になったのかもしれませんね。
逆に卵や幼虫のホタルはほとんどの種が光る
コレは知りませんでした。幼虫や卵の方が光るとか・・・でも光る理由って何なんでしょうね?成虫なら雄と雌が交尾の為に光って合図を出していると思っていましたが、幼虫には関係ありません。
むしろホタルにとって危険なモノを呼び寄せてしまうことの方がありそうなのですが・・・。何故幼虫や卵のホタルは光るのでしょうか?
ホタルが光る理由は解明されていない
ホタルの成虫が光る理由は雄と雌が呼び合う為というのはどこかで聞いたことがある話だと思います。でも先ほども言いましたが、ホタルの成虫は光るほうが稀です。光らないホタルの方が多いわけで雄と雌を呼び合うために光る機能があるとは考えにくいです。
ホタルは発光する自分たちの特性を活かして成虫のホタルは雌と雄は呼び寄せ合うようです。後付けなんだと思います。
ホタルが光る理由はオスとメスが呼び合う為にあるわけではなく、ホタルは光るからオスとメスが呼び合う時に利用するが正解です。
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幼虫のホタルも光ることを考えると警戒色という説が濃厚か?
ホタルが光るのは警戒色と言う可能性はあります。外敵が光っているものに対し危機感を抱き自分の身を守るという可能性ですね。
これなら自分の身を守りにくい卵や幼虫の時に光る理由としては筋が通ると思います。ただ・・・光るものって結構呼び寄せてしまう気がするんですけれどね?外の街灯とか虫の集会場みたいになっていますし・・・。その辺はよくわかりません。
ホタルが光る理由は人類の科学の発展に役立つ可能性がある
ホタルの光ってとてもエネルギー効率が良いようです。
- 白熱灯:10%
- 蛍光灯:20%
- LED:30%
- 蛍の光:88%
という何とも効率的な光みたいです。LEDが電力消費なども他の電球に比べていいことは知られていますが、蛍の光はLEDとくらべても圧倒的に省エネな光る効率のようです。
コレを利用して蛍の光をいかに現代科学に生かすとかという研究がされているようで、いつかはLEDではなくホタルの光を利用した電球とか出来るかもしれませんね。
ホタルはオスだけ光ると思っている人いるけれどメスも光る?
ホタルはオスが光ってメスに求愛していると言われがちですが、実はメスも光るんです。
ただ飛びながら光るのはオスで、メスは飛ばずに光っているようです。その辺は下の記事に書きましたので確認してみてください。
ホタルの幼虫も実は光るまとめ
- ホタルは卵や幼虫の方が光る種が多い
- 日本で有名なゲンジボタルやヘイケボタルは成虫で光るがそれは稀
- ホタルが光る理由は解明されていない
- ホタルの光は現代科学の進歩に関係する可能性がある
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