昔ははがきで送るのが一般的だった暑中見舞いですが、今ではメールで送ることも少なくありません。メールだからこそ気をつけたい暑中見舞いのマナーなども結構あります。
今回はメールでの注意点や、友人や個人宛、ビジネス用の暑中見舞いの文例などをまとめてみました。
▶ 暑中見舞いのお返しの文例は?お中元のお礼状として送っていい?
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暑中見舞いを書く上での注意することとは?
メールにする?はがきで書く?
会社宛などのビジネス的な用途で暑中見舞いを書く場合は基本的にメールなどで行うことの方が多いと思います。
それ自体は問題ありませんが、上司や年配の方に向けて暑中見舞いをメールで送ると嫌がる人もいると思います。メールは手軽でよいのですが、情緒や趣というものが少し欠けています。
安易に手軽だからメールで暑中見舞いを送ると決めつけずに送る相手はどういう方なのかを意識してからどちらで送るのが適しているか考えるのが重要だと思います。
送る時期はしっかり守りましょう
暑中見舞いを送る時期は梅雨明けから立秋までとなっています。
まずコレは重要なポイントですね。お盆なのに暑中見舞いが届いた。この人季節感とか時間とかルーズなのかな?と相手に思われてしまう可能性があります。
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メールでビジネス向けの暑中見舞いを送る時の注意点は?
題名は気をつける
最近は迷惑メールが多くなっています。曖昧な題名だったりすると迷惑フォルダに格納されてしまう恐れもあります。こういうことがないように、題名はしっかり書きましょう。
題名:◯◯より 暑中お見舞い
のように、わかりやすい題名を記す必要がありますね。特に自分の名前を入れることが大事ですね。
機種依存文字などは使わない
ビジネスでは使うことは無いと思いますが、友人宛に暑中見舞いを送る時に絵文字などの機種依存文字は使わないように心がけましょう。
自分の環境下だとしっかり表示されていても、友人に届いた時に文字化けしている事があります。装飾をしたい気持ちはわかりますが、極力しないようにしましょう。
はがきや封書で届いた暑中見舞いに対してメールで返信するのはマナー違反
確かにメールのほうが手間がかからないで気楽に暑中見舞いの返信ができるのはわかるのですが、マナー違反です。書面で届いた場合はきちんと書面で返す事が大事です。
暑中見舞いの返事を書く時に題名をRe:で返信するのもマナー違反
相手がメールで暑中見舞いを出してきたメールの返信として『Re:◯◯ 暑中見舞い』のような題名で返すのはマナー違反だと思います。きちんと題名を付け直して返信しましょう。
こういう細かいところに気をつけられない人は出世しないと思います。
メールで送るビジネス用の暑中見舞いの文例
本文:
△△株式会社
△△△△部長 △△様
暑中お見舞い申し上げます。
猛暑の候、貴社におかれましてはますますのご繁栄のことと存じます。
平素は、格別のご厚情をいただき心よりお礼申し上げます。
弊社が、順調な業績をあげられるのも、貴社のお陰と感謝いたしておる次第です。
これまで同様よろしくお願いいたします。
ご多忙中とは存じますが、暑さに負けぬように健康には気をつけてお過ごしください。
メールにて失礼いたしました。
平成28年 盛夏
本名
文例では近況(本文)の部分がかなりテンプレ的な文章になってしまっていますが、そこをうまくアレンジすると素敵な暑中見舞い用のメールが書けると思います。
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