6月になると梅雨の時期となりジメジメとした季節になってしまいますよね。
そんな時期に咲く紫陽花は色鮮やかな花を咲かせる事で、人気の花の一つとなっています。
でも紫陽花って晴れの日よりも「雨の日」をイメージさせてくれる花ともなっており、何でこんなにも雨が似合うんだろう」なんて感じる方もいらっしゃいます。
何故、紫陽花は雨の日が似合うのか考えてみましょう。
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雨が多い季節に咲く花だから雨を連想する
そもそも紫陽花が咲く時期は梅雨時で毎日の様に雨が降り続きますよね。
その為、紫陽花は「雨の中咲く花」というイメージが多くの方にあり、雨とお似合いの花となってしまうのかもしれません。
紫陽花ははっきりした色合いではなく淡い色合いだから雨が似合う
紫陽花はさまざまな色合いの花を咲かせる花です。ピンクや青、紫と土壌のによって性質異なる色合いとなっています。
しかしどの色もハッキリとした色合いではなく、そこかぼんやりとした淡い色合いとなっています。
この淡い色合いだからこそ雨が似合うのかも知れません。
もし、紫陽花の花がチューリップの花のようにハッキリした色合いとなっていた場合、雨の中で咲いていたらなんか変に目立ちすぎて雨と不釣り合いなイメージになってしまいます。
根本的に「雨」自体は「暗い」、「悲しい」、「シック」といったネガティブなイメージを持たれる方が多くいらっしゃいます。
その為、ハッキリとした色合いだと雨が持ち合わせている要素と全く逆になってしまい、反対のイメージとなってしまいます。
しかし雨が持ち合わせている要素と淡い色合いがピッタリとマッチする事で、雨と紫陽花のコンビはお似合いになるでと思われます。
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お寺に多く植えられていたりあまり縁起が良い花ではないから(暗いイメージ=雨)
全国各地のお寺で紫陽花が植えられている事を観かける機会が多いと思われます。その為、お寺に植えられている花という事から縁起が悪いというイメージがあります。
お寺で紫陽花がい多く植えられている事には理由があります。
昔、まだ医療技術が進歩していない時代は気温の移り変わり目になると体調不良となり亡くなる方が多くいらっしゃいました。
紫陽花が咲く梅雨の時期も気温の寒暖差が激しく、亡くなる方も多く、亡くなられた方に向けた弔いの意味を込め、梅雨時に咲く紫陽花を植えたと言われています。
また雨自体が「暗いイメージ」がある上、お寺もやはり「暗いイメージ」となっています。
その為、この二つの相乗効果によって、より暗いというイメージが強くなってしまったと思われます。
私は雨のイメージがある紫陽花はポジティブに見ています
雨自体が暗いというイメージがあり、多くの方の心も沈みがちになってしまいます。
でもそんな時に目立つ訳でもなく、色とりどりの花を咲かせる紫陽花は雨に打たれながらもしっかりと育っている事で、「雨でもしっかりと成長出来る花」というイメージを持つ事が出来ますね。
あとがき
雨の日がお似合いの紫陽花。暗いというイメージや縁起が悪いというイメージが持たれています。
しかし淡い色合いの花を咲かせる紫陽花はどこか儚くも美しさを持ち合わせており、気持ちが沈んだ梅雨の時期にほっこりとさせてくれる存在です。
晴れの日の紫陽花も魅力的ですが、雨とのコンビネーションが抜群の花となっています。
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