毎日の食卓でさまざまな野菜を摂取されていらっしゃいますよね。
フレッシュさとみずみずしさ、真っ赤な色合いが魅力ともなるトマトは栄養がたっぷりで人気の野菜ともなっています。
そんなトマトの皮を簡単に剥く方法をご存知でしょうか。今回はトマトの皮を剥く方法や皮に含まれている栄養についてご紹介します。
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トマトの皮を簡単に剝く方法は?
トマトの皮ってなかなか剥く事が出来ませんよね。皮を剥こうとしても、果肉が付いてしまいキレイに剥く事が出来ません。しかし簡単に剥く方法があります。
皮剥きには「湯むき」や「炙り剥き」といった方法があるのです。
まずトマトの中央作りに浅く十字に切り込みを入れます。これはこの部分から皮が剥かれるキッカケ作りとなります。これは湯向きも炙り剥きも共通です。
「湯向き」はトマトが8割程浸かる水を沸騰させ、10秒位湯通しし、ひっくり返してさらに10秒程湯通しします。
その後、氷水で冷やすと、切れ目から簡単に剥く事が出来ます。
「炙り焼き」はヘタ部分にフォークを刺し、向きを変えながらまんべんなくトマトを炙ります。
全体の皮がはじけてきたら氷水で冷やすと、簡単に剥く事が出来ます。皮が少し焦げても全く問題はありません。
フォークではなく菜箸等で行うと、箸に引火しヤケドの原因となってしまうので注意が必要です。
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トマトの皮は栄養が豊富で捨てるのは勿体無い?
皮はスープや煮込み料理の邪魔となる事で、捨ててしまう方もいらっしゃいますが、栄養が豊富となっているのです。
特にリコピンが多く含まれています。
リコピンはトマトの赤い色の成分となっており、強い抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑制させます。
この働きによってシミやそばかすの原因となるメラニン色素の排出や分解に効果的で美肌作りに大きな期待が出来るのです。
また紫外線その物の吸収を抑制する働きがあり、紫外線からの防護にも大きな効果を発揮するのです。
トマトの皮が硬くて食べにくい時の調理方法は?
トマトの皮は硬い事で食べ人杭部分ともなっています。しかしトマトの皮は栄養が豊富な部分となっている事で捨てるのは勿体ないですよね。
そんなトマトの皮の調理法をご紹介します。
皮自体は硬さがあり、食べ難いのですが、煮込む事で栄養成分が抽出されるだけでなく、トマトの旨味も溶け出してきます。
その為、トマトの皮のダシが最もよい調理法と思われます。
鰹節や昆布のようにトマトの皮でダシを取る事で、トマト風味のダシとなり、野菜スープやあらゆるソースの材料として使用する事が出来ます。
ダシを取った後は捨てればよいので、無理に硬い皮を食べなくても栄養素や旨味を摂取出来る方法となっています。
あとがき
トマトの皮は硬い為、捨ててしまっている方は多いと思われます。しかし健康面や美容面に優れた栄養がたっぷりと含まれています。
ダシとして使用すると、硬い皮もしっかりと調理する事が出来るので、捨てる前に調理すると栄養だけでなくトマトの美味しさも摂取する事が出来ますね。
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