なぜか夏野菜が苦手だという人は多いのですが、中でもトマトが嫌いという人は特に多いような気がしています。
出番の多い野菜のひとつなので、子供のうちに少しでも食べられるようにしておきたいのが親の本音ですね。
まずは嫌いな理由を考えてみて、それを踏まえた上で食べられるようになる作戦を練りましょう!
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トマトが嫌いな理由を考えてみる
トマトが嫌われる要素は意外とあるようです。例えば酸味です。子供はすっぱいものが苦手という子が多く、トマトの酸味も受け付けないのでしょう。
また、ゼリー状になっている部分のぷるんとした食感や果肉部分の噛みごたえが苦手という子、野菜そのもののにおいが苦手という子、皮が口や歯の間に残るのが不快だという子もいます。
好きだったのに食べたくない気分の時に無理して食べさせられたり、苦手な味付けで食べてしまってから嫌いになるというケースもありますね。
心底嫌いになってしまうと「トマト」と聞くだけでも気持ち悪くなるようなこともあるため、そうならないうちに好きとは言えなくても我慢すれば食べられるというくらいにはしてあげたいですね。
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子供にトマトを食べさせる方法【調理の工夫】
トマトに限らず苦手な食材を食べさせるためには「刻んで目立たなくさせる」という方法がよく使われます。
トマトの場合は皮や種が目に付くと料理に使われていることがばれてしまうので、丁寧に取り除いてあげてくださいね。
トマトの酸味をごまかすためには、砂糖を加えたり、甘さの出る野菜を一緒に煮込むようにすると味が目立たなくなります。
ソースやカレールーを使うと赤みもごまかせるので便利です。
まずは栄養を摂取させることやとりあえず食べられるようにすることを意識し、子供の機嫌のいい時を見計らって「さっきトマト食べられたね」と教えてあげるようにしてください。
子供にトマトを食べさせる方法【品種の選び方】
トマトは嫌いだけれどミニトマトなら食べられるとか、フルーツトマトなら大丈夫という子もけっこういるんです。
子供がトマトが苦手だと訴えてきた時、すぐに諦めないでいくつかの品種を食べさせてみてくださいね。
トマトが嫌いな理由として「すっぱいから」という意見をよく聞きますが、そのまま食べても十分なくらいの糖度の高いトマトも出回っています。
さらに、オレンジや黄色などのいつもと違う色のトマトなら果物みたいでおいしそうと感じてくれるかもしれません。よく熟して皮がやわらかくなったトマトを選ぶというのもおすすめです。
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まとめ
好き嫌いはいけないことと言われていた昔とは違い、今は学校の給食指導においても「無理して食べなくてもいい」なんて言ってもらえる時代です。
しかし、苦手なものを少しずつでも克服しようと挑戦することで子供の心も強くなっていきます。
親がしてあげられることは苦手な食材こそ工夫して選んで与えてあげるということです。そして、少しでも食べられた時はたくさん褒めてあげて自信をつけさせるようにしましょう。
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