色々なハーブを常備しておくと、料理の幅が広がりますよね。特にルッコラは、ごまの風味と苦味、辛味というインパクトがある味で、料理のアクセントとして最適です。
でも、ルッコラはあまり日持ちしないハーブなので保存方法を工夫しなくてはいけません。
ここでは、ルッコラの保存期間や日持ちさせるコツをまとめていきたいと思います。
ルッコラの別名はロケット以外にもたくさんあるってご存じですか?Sponsored Link
ルッコラの保存方法について
ルッコラは常温保存はできる?
ルッコラは乾燥に弱く痛みやすい野菜なので、常温保存はあまりおすすめできません。特に夏場はすぐに悪くなってしまうでしょう。
寒い時期であれば1日程度なら常温保存しておくことができます。水を入れたコップにルッコラの根本を差して保存しておきましょう。
ルッコラの冷蔵保存について
期間は?
ルッコラは基本的に冷蔵保存しておきます。保存期間は5日です。野菜室で保存しましょう。
冷蔵保存の方法は?
ルッコラを冷蔵保存する時には、乾燥させないことがポイントです。根本はつけた状態にします。
土がついている場合には洗わずに土をつけたままにしておきましょう。濡れたキッチンペーパーか新聞紙に包み、さらにビニール袋に入れて保存しましょう。
その際、横に置くのではなく立てておくようにします。
ルッコラに限らず野菜を保存する時には、野菜が生えている姿の状態で保存するようにしましょう。
収穫後も野菜は生きています。そのため、縦に生えている野菜は上に伸びていこうとします。
その野菜を横に置いてしまうと、上に伸びようとして茎が曲がってしまいます。これにより無駄にエネルギーを使うことになり栄養を消費してしまうのです。
味も栄養素も落ちてしまうわけですね。
少しでも日持ちさせるコツは?
ルッコラをできるだけ新鮮な状態で冷蔵保存したい時には、ルッコを水に入れて保存します。
水を入れたコップにルッコラの根本を差し、コップ全体をビニール袋で包みましょう。空気が入らない状態にして冷蔵庫に入れます。
こうすることで乾燥を防ぐことができるので日持ちが良くなるでしょう。
ルッコラの冷凍保存について
期間は
ルッコラは冷凍保存することもできます。期間は2~3週間です。
冷凍保存の方法は?
ルッコラは軽く茹でてから冷凍するのがポイントです。生のまま冷凍すると、解凍した時にかなりべちゃっとなるからです。
沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れて、ルッコラを固めに茹でます。冷水にとって水気を絞ったら、使いやすい大きさに切っておきましょう。
再度しっかり水気を絞り、小分けしてラップに包みます。できるだけ薄く並べて包むようにしましょう。
冷凍したルッコラはどうしても食感が落ちてしまうので、サラダなどに使うことはできません。自然解凍しておひたしやスープなどに使ってくださいね。
少しでも日持ちさせるコツは?
冷凍ルッコラを日持ちさせるコツは、ペースト状にすることです。
ルッコラをオリーブオイルと塩と一緒にフードプロセッサーでペースト状にします。ニンニクやナッツ類をプラスしても良いでしょう。
小分けにしてラップに包んで冷凍すると、3週間以上おいしく食べることができるのでおすすめです。パスタやお肉、魚のソースに使うことができます。
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こういう状態のルッコラは食べたら駄目!見分け方は?
ルッコラは痛みやすいハーブなので、腐ってしまったり、変色してしまうことがあります。悪くなった状態のルッコラは食べないように注意しましょう。
食べられないルッコラは「茶色い汁が出ている」「異臭がする」状態です。このようなルッコラは腐ってしまっているのでもったいないですが処分してしまいましょう。
また、ルッコラは変色しやすく鮮度が落ちていると黄色になったり、冷蔵庫の冷気で黒色になったりします。
このようなルッコラは食べることはできますが、味や風味は落ちてしまうので気になる方は取り除いてから食べるようにしてくださいね。
まとめ
ルッコラは日持ちがしない野菜なので、正しく保存するようにしましょう。保存する時には、常温保存ではなく冷蔵保存か冷凍保存するようにしてください。
ルッコラが常備してあると料理のレパートリーが広がるのでおすすめです。上手に活用してくださいね。
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