ルッコラが辛い！（苦い）その原因とおすすめレシピを考える！

ルッコラの魅力はごまの香りと「辛味」「苦味」です。これがピザやパスタの味にアクセントを加えてくれるのです。

でも、美味しいはずの辛味と苦味ですが、ものによっては強すぎることもあります。

どうしてルッコラは「辛い」「苦い」場合はあるのでしょうか。その原因とやわらげるレシピをご紹介したいと思います。

ルッコラは家庭菜園できるハーブとして人気があります。でもせっかく育てたルッコラが辛くて美味しくない…ということが結構多いのです。

それは水やりが関係しています。ルッコラが成長する時に十分な水を与えていないと辛くなってしまうのです。

ルッコラは多湿が苦手な植物なので、水を与えすぎるのも良くありませんが、土が乾燥している時にはたっぷりの水をあげるようにしましょう。

また強い光を浴びすぎると辛くなるとも言われています。日の当たり過ぎない場所で育てることもポイントですね。

ルッコラは成長するにつれて辛味や苦味が増してきます。

ルッコラのこの独特の苦味や辛味が好きな方は大きく成長したルッコラを食べると良いでしょう。味の強いお肉の添え物にする時にも辛いルッコラがおすすめです。

でも、できるだけ辛いルッコラを避けたい場合には、若いルッコラを選ぶようにしましょう。

若いルッコラは、葉の色が薄く茎が細いです。家庭菜園の場合には15cmになる前に収穫するようにしましょう。

辛いルッコラの原因は「アリルイソチオシアネート」という辛味成分です。

これは大根やワサビなどにも含まれる成分なのです。このアリルイソチオシアネートは揮発性があるため、時間が経つと辛味が薄らぐという特徴があります。

おろしてすぐ食べる大根おろしは辛くても、翌日食べるとあまり辛くないということがありますよね。

この大根おろしと同じ効果が期待できるのです。

辛くて食べられないと思ったルッコラは水につけて一晩おいてみると良いでしょう。

辛いルッコラでも、調理方法を工夫すれば美味しく食べることができます。

ルッコラの基本の調理方法は「生で食べる」「炒めて食べる」「パスタと和える」です。それぞれの調理方法の中から辛いルッコラのおすすめレシピを紹介しましょう。

生で食べる場合には、「牛肉カルパッチョ」がおすすめです。ルッコラはサラダの他、カルパッチョにするのが定番です。

でも辛いルッコラはホタテや白身魚などカルパッチョに使うと辛味が気になってしまいます。

そこで、味のしっかりした牛肉と合わせたカルパッチョにすると良いでしょう。牛肉の脂とルッコラの辛味がマッチします。

炒めて食べる場合には「卵炒め」がおすすめです。ルッコラの炒めものに卵をプラスすることで辛味がマイルドになります。

シンプルにベーコン+ルッコラ+卵炒めにパルメザンチーズとブラックペッパーで味を整えれば、美味しいおつまみになりますね。

パスタと和える時には「クリーム系パスタ」に使うのがおすすめです。

ルッコラのパスタレシピと言えば、オリーブオイルとベーコンのシンプルなものが多いのですが、ルッコラの辛味がそのまま出てしまいます。

クリーム系のパスタに合わせると辛味も苦味もマイルドになるのでほどよいアクセントになりますよ。

ルッコラはもともと辛い、苦いハーブなのですが、たまにとても辛いルッコラにあたってしまうことがあります。

一度辛いルッコラを食べてしまうと苦手になってしまいますが、辛くないルッコラもあります。

また辛いルッコラでもレシピを工夫すれば美味しく食べることができます。ルッコラの辛味や苦味を楽しんでみてくださいね。