春の代表的な植物であるつくし。つくしを見つけると「春が来たなぁ」と春の訪れを実感します。春の山菜として、料理に使うこともできますね。
ここでは、そんなつくしの英語にまつわる話題をご紹介したいと思います。
ユミ
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つくしを英語で言うと・・・
google的にはtsukushiみたいです
つくしって英語で何て言うんだろうと思いgoogleで調べてみました。
すると普通に「tsukushi」と出てきました。
「shshi」などのように、アメリカ人にも「tsukushi」で通じるのでしょうか。
そもそも、つくしは日本にしか生えていない植物なのでしょうか。寿司のように日本にしかないモノであれば「tsukushi」という言い方が正解ですよね。
ところが調べてみると、つくしが生えているのは日本だけではありませんでした。
つくしは、シダ植物の一種であるスギナの胞子茎です。スギナは、アメリカやヨーロッパなど世界各国に自生しています。
日本で見かけるスギナは小さいものが多く、海外のスギナ、つくしは日本のものよりも大きいです。
つくしは世界中に生えているとなると、「tsukushi」という英語が正解かどうかはちょっと疑問ですね。
ちなみにgoogleによると、フランス語、スペイン語でもつくしは「tsukushi」となっていました。
他の和英辞典などを調べると複数候補がある?
「tsukushi」以外の言い方がないか、和英辞典などを調べてみたところ、「horsetail」という単語がありました。
直訳すると「horse=馬」+「tail=しっぽ」となりますね。確かにつくしの先端は馬のしっぽのようにも見えます。面白いネーミングですね。
またつくしは学名の「Equisetum arvense」となっていました。図鑑などに載っているつくしの英語名は「Equisetum arvense」です。
この「Equisetum」はラテン語です。「馬」を意味します。「arvense」は「野生の」という意味です。
こちらの単語もやはり「馬」が関係しているのですね。世界的につくし=馬のイメージがあるのかもしれませんね。
結局何ていうのが無難なの?
図鑑などに記してあるつくしの英語は「Equisetum arvense」なので、この単語が正しいと思ったのですが、英会話教室で使われているつくしの英語は「horsetail」でした。
外国人と話す時には「horsetail」と言うのが無難ですね。「Equisetum arvense」なら伝わると思いますが、「tsukushi」だと伝わらないかもしれませんね。
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ちなみに中国語だと何ていうの?
ちなみに、つくしは中国語では「笔头草」「笔头菜」となります。
「笔」は「筆」を意味します。「头」は「頭」を意味します。「筆の頭のような草」「筆の頭のような菜」ということでしょうか。
中国語の場合には、馬のしっぽではなく、「筆の先端」に似ていることが語源となっていました。
中国語でも、日本語の漢字のように「土筆」と書くと思っていたのですが、違うのですね。中国人には「土筆」と書いても伝わらないことを覚えておきたいですね。
つくしを食べるのは日本だけ⁉
世界中で、つくしを表現する単語があることがわかりました。つくしは日本でよく見かけるように、外国でも普通に生えている植物です。
しかし、日本のようにつくしを食べる文化のある国はなかなかありません。
ここで、日本人だけが楽しむという、つくしを使ったレシピをご紹介したいと思います。
1つ目のおすすめのレシピは「天ぷら」です。山菜はやはり天ぷらが一番!独特の苦味が消えてくれるので、食べやすくなります。
2つ目は「佃煮」です。大量のつくしがある時には、醤油、みりん、砂糖、酒で煮詰めて佃煮にしてしまいましょう。長く保存できるので便利です。
3つ目は「炊き込みご飯」です。山菜ごはんと同じように、つくしを入れて炊き込みご飯にします。ほんのりとした苦味でやさしい味になります。
「つくしって苦いから食べられない」と思っている方も、ぜひトライしてみてくださいね。
あとがき
ここでは、「つくしは英語で何と言うか?」という問題について、色々と考えてきました。
馬のしっぽを意味する「horsetail」と言うのが良いでしょう。
日本のように食べる文化はありませんが、つくしは世界中のあらゆるところに自生する雑草です。本当に生命力が強い植物なのですね。
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