エビは特有の甘みや風味がある事で好きな方は数多くいらっしゃいます。
また焼いて良し揚げて良し勿論生もバツグンとなっている事で世界中で食される食材となっています。
そんなエビは日本においても消費量は多い食材となっていますが、刺身やお寿司と言えば「甘エビ」が7大人気となっています。
「甘エビ」と呼ばれる程、噛むほどに広がる濃厚な甘みは多くの方を魅了させてくれています。
そんな甘エビってどこが名産地なのでしょうか?調べてみました。
ユミ
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甘エビって実は正式名称じゃない?本当の名前は?
まず一般的に「甘エビ食べたい」やお寿司屋さんでは「甘エビ一皿」というような注文をしていますが、実は「甘エビ」という名前ではないのです。
甘エビの正式名称は「ホッコクアカエビ」なのです。
ホッコクアカエビの甘みがグリシンやアラニンといったアミノ酸に由来する甘みがある事で「甘エビ」として一般的に定着しているのです。
ただこのホッコクアカエビは漁獲直後に新鮮な状態で食べても、甘みを感じる事が出来ないのです。
漁獲されてから時間が経過する事で自己消化の過程におき、タンパク質からアミノ酸が生成される事で甘みとなるのです。
生きている状態や新鮮な状態ではアミノ酸の含有量が少ない為、輸送から店頭に並ばれる頃にはホッコクアカエビが甘みを増し、最も美味しく頂ける時期となるのです。
ユミ
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甘エビの漁獲量1位は北海道!他にはどの県で獲れているの?
刺身やお寿司に欠かせない甘エビの漁獲量1位はやはり豊富な海産物が漁獲出来る北海道となっています。
特に北海道の北西部に位置している増毛町は道内においても№1の漁獲量を誇っています。
北海道の甘エビの漁獲量は国内シェアの70%程を占めており、日頃食している甘エビの多くが北海道産となっています。
そんな北海道に続いて漁獲量が多いのが新潟県です。
新潟県では甘エビは「南蛮エビ」と言われており、北海道産に負けない程の甘みを感じる事が出来る甘エビが特産品となっています。
さらに石川県や富山県でも甘エビが名産品となる程、漁獲高があり日本海に面したエリアが甘エビの漁獲が最も多い傾向にあります。
ユミ
実は甘エビは輸入モノが多い!主な輸入先はどこ?
北海道を始め、国内には有数の甘エビの産地がありますが、近年は甘エビの漁獲高が減少している傾向もあり、海外で漁獲された甘エビが日本国内で多く流通されています。
そんな輸入の甘エビの中で最も輸入量が多い国はベトナムとなっています。
他にもタイや中国、インドネシアといったアジア諸国を中心に甘エビは輸入されています。
甘エビに関わらず多くの種類のエビは主にアジア諸国から輸入されているのです。
日本においても甘エビは漁獲されていますが、輸入品と比較するとやはり輸入品の消費量が多い傾向にあります。
その為、国内で漁獲される甘エビは高級食材として扱われており、一流料亭といった所で提供されており、その美味しさを味わう事が出来ているのです。
ユミ
あとがき
濃厚な甘さがクセになる甘エビの正式名称がホッコクアカエビである事はほとんどの方が知らないと思われます。
そんなホッコクアカエビは国外産が主流となっており、国内産は高級食材として重宝されています。
しかし外国産であっても惜しく食されているホッコクアカエビは今日も「甘エビ」として多くの方から親しまれている存在です。
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