野菜の高騰化もあり、常に野菜の摂取が不足していると言われる日本人ですが、比較的安価で栄養も豊富なブロッコリーは積極的に食べたい野菜の1つです。
私達日本人はブロッコリーと言えば茹でて食べることが一般的ですが、実は生で食べたほうが栄養が有るということをご存知でしょうか?
今回は茹でて食べるのと生で食べるのでは栄養の違いについて調べてみました
ブロッコリーは普通は茹でて食べるもの。生は硬くて食べられないは日本の文化?
ブロッコリーを食べる時は、最初にゆでて食べるのは常識ですよね?
お鍋にお湯を沸かして塩をひとつまみ入れ、沸騰して1、2分位でザルにあげる、という動作を当然の事のようにやっている人が多いでしょう。
時には蒸したり、電子レンジを使ったりという方法もありますが、どの方法でも程よく柔らかくなって、マヨネーズを付けて食べるだけでも美味しくてたくさん食べてしまいます。
けれども、海外ではブロッコリーは生で食べることが多いのをご存知ですか?「生で食べるなんで考えられない!」と思われるかもしれませんが、それは日本だけの常識でもあるのです。
ブロッコリーは茹でると栄養が逃げてしまうから生の方がお得?
ブロッコリーはビタミンやミネラルを豊富に含んだ緑黄色野菜ですが、実は、茹でるとそのビタミンが半分ほど失われてしまうのです。
ブロッコリーはとくにビタミンCをたくさん含んでいて、茹でるとそのビタミンCが30%ほども流れていってしまうのです。
「ブロッコリーは体にいいから」と思って買ってきても、茹でるとビタミンが取れなくなってしまうなんてもったいないですよね。
そこで、ブロッコリーを生で食べる事を推奨したいのですが、意外とおいしい食べ方があるのです。
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ブロッコリーを生で食べるならこうして食べよう!
お野菜を生で食べるといえば、サラダですよね。ブロッコリーをサラダで食べる、とっておきのレシピをご紹介したいと思います。
材料は、ブロッコリー、ベーコン、レーズン(できればドライクランベリー)玉ねぎ(お好みで)もしあれば松の実、です。
まず、ベーコンを少し大きめのみじん切りにして、フライパンで炒めます。
ボールに、適当な食べやすい大きさに切ったブロッコリー、大きめのみじん切りした玉ねぎ、レーズンをいれます。
別の容器に調味料のマヨネーズ半カップに対して、お酢小さじ1、砂糖少々(お好みで味を見ながら調節)をよく混ぜ、その調味料をブロッコリーのはいったボールに入れてあえます。
これを冷蔵庫で2時間ほどねかせて、その後食べる直前にベーコン、松の実を入れます。少し甘めのサラダですが、ぜひ試してみてくださいね。
生で食べるのは堅くて嫌!ならば栄養を逃がさない方法を考えよう!
普通に茹でたらビタミンCなどがお湯に溶け込んでしまい勿体ないですが、うまく調理することによって栄養を逃がさない方法があったりします。
是非確認してみてください。
▶ 栄養を逃がさないブロッコリーの茹で方は鍋かレンジかフライパン?
生で食べると農薬って大丈夫なの?
「ブロッコリーを生で食べる時、農薬がちょっと心配・・・」
と思われる方もいるかもしれません。ブロッコリーは、葉っぱに覆われてまだつぼみが小さい時に農薬をまくので、農薬の心配はほとんどないそうです。
それでも気になる方は、塩水でしっかり洗うといいですよ。
あとがき
生で食べたほうが栄養は多く摂れるけれど日本人は硬いブロッコリーは食べる習慣がないのであまり美味しく感じないかもしれません。
栄養を取るか、それとも美味しさをとるか。食文化の難しいところでありますね。
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