黒大根(黒長大根)という変わった大根の特徴と食べ方は?

黒大根

出典:http://kitchensmile.c-shuka.com/e242338.html

大根は食生活で定番の野菜となっていますね。煮物やおでん、そしてサラダと言ったさまざまな料理で味わう事ができます。

さて、大根と言えば薄緑色と白色の見た目が一般的ですよね。しかし、大根の品種の中には「黒い大根」がある事をご存知でしょうか。

そこで今回は黒い大根である【黒大根(黒長大根)】の特徴や食べ方とは?についてご紹介致します。

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黒大根(黒長大根)とは?

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黒大根は日本では、あまり馴染みの無い大根ですが、イタリアやスペインでは馴染み深い大根となっており、フランス料理ではポピュラーな食材となっています。

大根と言えば、薄緑色と白っぽい色合いが一般的ですが、黒大根は表面が真っ黒な大根となっています。

まるで墨を塗ったような黒さで、多くの方が見た目のインパクトに驚かれます。表面は真っ黒ですが、果肉は真っ白で真逆の色合いとなっています。

長さは20㎝程と一般的に流通されている青首大根の半分程の長さで、茄子のような形をしています。

黒大根(黒長大根)を食べたときの味などの特徴は?

黒大根は、水分量が少ないので、コリコリとした食感を楽しむ事ができます。そして、黒大根は見た目の黒さだけでなく、味にも大きな特徴があります。

黒大根は、とても辛味の強い大根となっています。その為、サラダや野菜スティックで食べると辛味が強く感じられます。

主な産地はどこ?旬の時期っていつなの?

黒大根は主にヨーロッパで栽培されている品種です。そんな黒大根は11~1月頃が旬の時期となっています。

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黒大根(黒長大根)のオススメの食べ方は?

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黒大根は、生食や大根卸しで食べると、強い辛味があります。しかし、加熱するとこの辛味が無くなり、大根本来の美味しさを味わう事ができます。

グリルや煮物でも美味しく食べる事ができますが、バターやオリーブオイルで両面を焼き、塩コショウやニンニク等で味付けを行うと、おかずやおつまみにピッタリな料理となります。

黒大根は栄養が豊富?

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見た目のインパクトに驚かれる方も多くいらっしゃいますよね。しかし、黒大根はとても栄養が豊富な大根なのです。

黒大根は辛みの強い品種ですが、この辛味にはイソチオシアネートとグルコシノレートといった成分が含まれており、解毒作用や肝機能アップが期待できます。

その為、ヨーロッパでは「肝臓の友達」とも呼ばれています。また、黒大根にはビタミンCがたっぷりと含まれています。

ビタミンCは免疫力アップや美肌作りに欠かせない成分となっており、女性におススメしたい食材なのです。

さらに黒大根最大の特徴である「黒」はポリフェノールの色素によるものです。血流の促進や体内の酸化防止と高いアンチエイジング効果が期待できます。

あとがき

ヨーロッパではお馴染みともなっている黒大根。辛味がとても強いのですが、加熱すると辛味が抑えられ美味しく味わう事ができます。

日本でも観かける頻度が多くなっているので、スーパー等で見つけたら是非味わって頂きたい品種です。

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