赤い大根の種類一覧!普通の大根と栄養価が違う?

二十日大根

大根はどんな調理法でも美味しく味わえる食材ですよね。サラダや野菜スティック、漬物だけでなく煮物やおでんといった温かな料理にも最適です。

さて、普段食べている大根は薄緑色と白色のツートンとなっていますよね。しかし、大根には赤い種類もある事をご存知でしょうか。

そこで今回は【赤い大根の種類とは?】【赤い大根と普通の大根は栄養価が違うのか?】についてご紹介致します。

▶ 紅くるり大根という赤い大根の味の特徴と旬の時期と食べ方は?

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赤い大根と普通の大根の違いは?

紅くるり大根

出典:http://matsunaga-seed.ocnk.net/product/600

赤い大根と普通の大根。違いは色だけなのか気に掛かりますよね。

味の違い

赤い大根と普通の大根に味の違いがあるのかが気に掛かりますよね。赤い大根にもさまざまな種類があります。

甘みを楽しめる品種もあれば、辛みが強い辛味大根もあります。普通の大根にだって甘みがある物と、辛みが強い物があります。

色が違うからと言っても、それぞれの種類によって味が違うので、「赤いから甘い」「普通だから辛い」とは言えないのです。

栄養価の違い

赤い大根と普通の大根は栄養価が違うのかも気になりますよね。

赤い大根も普通の大根も大きく栄養価が違う事はありませんが、赤い大根の方がポリフェノールが沢山含まれていると言えます。

赤い大根の大きな特徴でもある「赤色」。これはポリフェノールの一種であるアントシアニンの色素です。

アントシアニンには、眼精疲労の軽減や血流の促進、コレステロール値の軽減、アンチエイジング効果と多くの効能が期待できます。

特に健康面や美容面を気に掛けている方に摂取してほしい成分となっており、赤い大根の方が栄養価が高いと言えます。

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赤い大根の種類一覧

ミラノ大根

出典:http://yasai8313.blog55.fc2.com/blog-entry-2460.html

二十日大根(ラディッシュ)

二十日大根は、英語で「ラディッシュ」とも呼ばれており、比較的栽培しやすい面と20日程で収穫できる面が家庭菜園でも人気の大根となっています。

二十日大根は、みずみずしく果肉が緻密でカリッとした食感を楽しめます。

また大根特有の辛味がほんのりとありながら、噛むほどに甘味が感じられ、人気の大根となっています。

赤い小さな玉が魅力的で、スライスすると赤と白のコントラストが美しく、サラダにピッタリです。

▶ 二十日大根という赤い大根の味の特徴は?葉っぱと根で栄養が違う?

レディーサラダ

レディーサラダは神奈川県三浦市の特産品であり、三浦市農業協同組合が三浦大根と海外品種を交配させた事で誕生した大根です。

「レディーサラダ」という名前は「女性のような美しさ」と「サラダにピッタリな品種」という事で名づけられています。

大根本来の辛味はほとんどなく、甘味を存分に楽しむ事ができます。形が人参にとても似ており、間違える方も多くいらっしゃいます。

女性のように美しい赤色と果肉の白さが、サラダにアクセントを与えてくれます。

▶ レディーサラダ大根という赤い大根の味の特徴とオススメの食べ方は?

紅化粧大根

紅化粧大根は「紅のような化粧を施した美しさ」を持っている事で紅化粧大根と名付けられています。

2006年から株式会社サカタのタネで販売されており、鮮やかな紅色と果肉の白さが女性のような美しさを放っています。

大根には消化酵素であるジアスターゼが含まれていますが、紅化粧大根は一般的に食べられている青首大根の7倍含まれています。

ちょっとこってりとした料理や、胃もたれしやすい方にオススメな大根です。大根特有の辛味はほとんどなく、シャキシャキとした食感と甘味を楽しめる品種です。

▶ 紅化粧大根という赤い大根の味の特徴と旬の時期と食べ方は?

くれない総太り大根

くれない総太り大根は、首が濃厚な赤色で、下の部分が鮮やかなピンク色の大根です。形はさつま芋に似ています。

皮表面は鮮やかなピンク色で、果肉は白色にほんのりとピンク色が混じっています。辛味は少なく、甘みがあるのでサラダや野菜スティックでも美味しく味わえます。

加熱しても、味がよく染み込み煮物やおでんでも堪能できます。酢漬けにすると、鮮やかなピンク色がより濃厚な赤色となります。

紅くるり大根

紅くるり大根は松永種苗により開発された品種で、濃厚な赤い色合いが特徴的な大根です。表面は濃厚な赤色ですが、果肉は真っ白となっており、赤と白の紅白色が美しさを醸し出しています。

果肉はみずみずしくシャキシャキとした食感が楽しめ、辛みはほとんどなく甘味を堪能できる品種です。

▶ 紅くるり大根という赤い大根の味の特徴と旬の時期と食べ方は?

青皮紅心大根

青皮紅心大根は、中国が原産の大根で中国では「心里美(シンリメイ)」と呼ばれています。お祝い事に欠かせない大根となっており、小ぶりで丸みのある形をしています。

皮表面は青首大根のような薄緑色ですが、果肉は鮮やかな紅色です。辛味はほとんど無く、甘味を味わえる大根となっています。

スライスしてサラダとして食べたり、飾り付けとして加工するのにおススメな品種です。

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紅しぐれ大根

紅しぐれ大根は、(株)トーホクと東洋大学の下村講一朗教授の共同開発で誕生した品種です。紅色というよりは紫色に近い色合いで、果肉も紫色となっています。

水分量がほとんど無くパリッとした食感で、辛みはほとんどなく甘味を味わえる大根です。サラダや野菜スティックだけでなく、グリルでも美味しく味わえます。

▶ 紅しぐれ大根という赤い大根の味の特徴と旬の時期とオススメの食べ方は?

味いちばん

味いちばんは、シンジェンタジャパン株式会社から販売されている大根で、白い大根もあります。2008年頃から日本で販売されていますが、日本よりも韓国で先にデビューした大根です。

水分がほとんど無く、パリパリとした食感と甘味を楽しめる大根です。耐暑性に優れた性質があり、5~6月に収獲可能な品種となっています。

▶ 味いちばん紫という赤い大根の味の特徴と旬の時期とオススメの食べ方は?

紅甘味大根

紅甘味大根は、株式会社みかど協和が開発した大根です。

赤い大根の多くが、全体が赤く染まっているか、上下で色の濃さが多少異なる品種ばかりとなっています。

しかし、紅甘味大根は上部が紫色、下部が白色のツートンカラーの美しい大根となっています。皮表面は美しい紫色と白色のグラデーションとなっていますが、果肉は真っ白です。

名前に「甘味」と付いていますが、一般的に食べられている青首大根よりも甘味を感じる事ができる品種となっています。

この甘味はサラダや野菜スティックで味わうと、最高の美味しさと言えますね。

紫大根

紫大根は、京都が主な産地となっている大根です。見た目の色合いは青首大根とよく似ており、青首大根を小さくしたような雰囲気です。

しかし、果肉は紫色がほんのりと混じった色合いで、見た目の鮮やかさが魅力的です。水分量が少なくパリパリとした食感が楽しめます。

大根特有の辛味はほとんどなく、甘みを感じる事ができ、スライスしてサラダで食べると、見た目の美しさと美味しさを存分に感じれます。

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ミラノ大根

ミラノ大根はイタリア生まれの大根で、薄紫色や濃厚な紫色の色合いです。形は一般的に馴染みのある青首大根のような形ではなく「人参」によく似ています。

皮表面は紫色ですが、果肉は真っ白なので、この色合いを楽しむのも魅力の一つです。水分量が少なくパリパリとした食感がありますが、大根特有の辛味が強い品種です。

サラダにして食べると、色の美しさが映えますが、盛り付け過ぎは辛みが強くなるので、注意が必要ですね。

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あとがき

赤い品種の大根は沢山あり、甘味を楽しめる品種や辛みの強い品種までさまざまです。

赤色はポリフェノールであるアントシアニンがたっぷりと含まれている証ともなり、普通の大根よりもアントシアニンを多く摂取する事ができるのです。

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