胡麻和えにたり、バターソテーにしたり、色々な料理に使いやすいいんげん。和食にも洋食にも美味しい野菜ですよね。
お料理の中ではちょっと脇役の存在ではありますが、実はすごく栄養のある食品でもあるんです。
ここでは、いんげんの栄養と効能について、さらに食べすぎるとどうなるかについてもご説明していきたいと思います。
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いんげんの栄養と効能について
いんげんの栄養は
- 炭水化物57.8 g
- 食物繊維19.3 g
- 脂肪2.2 g
- 飽和脂肪酸0.25 g
- 一価不飽和0.19 g
- 多価不飽和0.79 g
- タンパク質19.9 g
- ビタミンA相当量1 μg
- チアミン (B1)0.50 mg
- リボフラビン (B2)0.20 mg
- ナイアシン (B32.0 mg
- パントテン酸 (B5)0.63 mg
- ビタミンB60.36 mg
- 葉酸 (B9)85 μg
- ビタミンE0.1 mg
- ビタミンK8 μg
- ナトリウム1 mg
- カリウム1500 mg
- カルシウム130 mg
- マグネシウム150 mg
- リン400 mg
- 鉄分6.0 mg
- 亜鉛2.5 mg
- 銅0.75 mg
- セレン1 μg
- 水分16.5 g
- 水溶性食物繊維3.3 g
- 不溶性食物繊維16.0 g
- ビオチン(B7)9.4 µg
いんげんを食べることによる期待される効能は?
必須アミノ酸が全部入っている!
いんげんは体が喜ぶ栄養成分がバランス良く入っている野菜です。まず、注目したいのが必須アミノ酸です。
必須アミノ酸は体の機能を保つのに欠かせない栄養でありながら、体が作り出すことができない成分です。
いんげんにはこの必須アミノ酸が全種類入っているのです。「体力アップ」「脳機能活性化」「解毒作用」などの効果が期待できます。
疲労回復
いんげんはビタミン類が豊富に含まれています。これにより疲労回復効果があるのです。さらにいんげんんの鞘に多く含まれているアスパラギン酸にも疲労回復効果があります。
夏バテや疲れている時に体が喜ぶ食品ですね。
高血圧、むくみ予防
カリウムが含まれていることで、高血圧予防、むくみ予防に効果的です。カリウムは塩分濃度を正常に維持する働きがあります。
塩分を摂り過ぎている現代人に嬉しい栄養成分ですね。
免疫力アップ
いんげんに含まれているビタミン類、さらにβカロテンには免疫力を高めてくれる効果があります。
またβカロテンには体の錆びつきを抑えるアンチエイジング効果もあります。
便秘解消
いんげんには食物繊維も豊富に入っているので、腸内環境を整えて便秘解消にも効果的です。ポッコリお腹が改善されることで、ダイエット効果も期待できますね。
美肌効果
いんげんに含まれるアスパラギン酸には、肌を保湿したり、新陳代謝を高める効果があります。
さらにいんげんにはビタミンCをはじめとするお肌に嬉しいビタミン類も含まれています。嬉しい美容効果が期待できますね。
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いんげんは食べ過ぎると体に悪い?
いんげんには栄養成分がたっぷり入っているので、健康効果や美容効果が期待できます。しかし、食べすぎると逆効果になることもあるので注意しましょう。
いんげんには不溶性食物繊維が豊富に含まれています。これにより便をスムーズに排出してくれるのです。
しかし、いんげんと食べすぎるとこの不溶性食物繊維の取り過ぎにより消化がゆっくりになり、スムーズな排便ができなくなってしまいます。
さらに、いんげんに含まれているカリウムは、高血圧やむくみ防止に効果的な栄養成分なのですが、取り過ぎると高カリウム血症になるおそれもあります。
高カリウム血症になるとしびれや不整脈が起きることもあるのです。特に腎臓が弱い方は注意する必要があります。
いんげんは生で食べると毒っていうのは本当なの?
いんげんには毒があると言われることがあります。実はいんげんを生の状態で食べると毒だというのです。これは本当なのでしょうか。
ユミ
まとめ
お肉料理の付け合わせや、小鉢料理に使われるいんげん。
メインの料理を引き立てる脇役の食材ですが、実はたくさんの効能を持っていました。いんげんは色々な料理を相性が良く使いやすい野菜でもあります。
毎日の食卓にもっといんげんをプラスして、健康効果を期待したいですね。でも、たべすぎは逆効果になってしまうので気を付けたいですね。
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